ランダムに光るビルの窓 流れてくTokyo。 | …

i am so disappointed.

ライブ会場にて少なからぬ方々からお忙しそうですね的な声をおかけいただくほど、ツイッターやブログにおける仕事忙しいアピールが痛々しいことになっているのだろうが、永遠の中二病をこじらせたまま大人になった以上、これは仕方がないことなのであろう。

 

まるでナシ反省のColor、夢見てたいから。

 

それはそうとして、WHY@DOLLと脇田もなりとの2マンライブのことを知り、仕事が休みの日だったため、すぐにチケットを購入したわけだが、結局、朝からずっと仕事をしていた。「バタアシ金魚」の花井薫モードをいい大人になってからこじらせると始末に負えない上に、体力は明らかに衰えているわけだが、自分自身が生きていることの証明なので、冷笑している奴らのことは本当はみんな大嫌いというか、知らんがなという感じなので、アスピリン片手のジェットマシーン、そんな気分なのです。

 

バタバタしていて時間もギリギリになり、渋谷駅を出るとすでに会場少し前である。すでに迷いようのない道をGladに急ぐわけだが、じつは1回だけ間違えたところで曲がった。入口付近にはすでにファンの方々が列をなしていて、私も呼ばれた番号通りに会場に入った。

 

脇田もなりのアルバム「I am ONLY」はものすごく評判がよくて、私もCDを買っていたのだが、全体をちゃんと聴いて気に入りはじめたのがここ数日間であり、この2マンライブはものすごく楽しめそうであった。

 

オープニングでステージにWHY@DOLLのちはるん、はーちゃんと脇田もなりの3人が登場する。脇田もなりのことはMVでしか観たことがなく、クールだがニコニコしていてかわいいという印象だったが、思っていたよりも小さくて、ふわふわしている印象であった。

 

ライブの構成についてはメンバーのツイートで知っていたのだが、まずはWHY@DOLLのライブからである。1曲目から人気曲の「Magic Motion No.5」で、振りコピがものすごく盛り上がる曲である。続いて、「shu-shu-star」で、最近、この曲のセットリストに入っている率がかなり高いような気がする。「WHY@DOLL」以前の曲は振りコピの手数がわりと多く、新規泡沫弱小ファンの私としてはいまだに対応しきれずにいるのだが、この曲ぐらいはまだちょうどいい。「スピードはもう」などの後で、メンバーに向かって手を振るところなどもひじょうに楽しいし、観る角度によってはあたかもメンバーが自分に対して手を振ってくれたのではないか、などと錯覚できるのも良いものだ。

 

とはいえ、都会的な世界観を持つこの曲は、この日のライブの雰囲気にも合っていたような気がする。そして、「マホウノカガミ」である。

 

この曲はここ最近で本当にすごく好きになった。というか、「WHY@DOLL」収録曲は10曲全部どれも好きなのだが、その時の気分や体調によってその好きな順番は変わり、ここ最近は「Dreamin' Night」「マホウノカガミ」という及川創介(CICADA)による曲がすごく好きである。曲の後半、観客のクラップとサウンドとが一体化するようなところがあり、ここがすごく良いと思う。そして、現在のWHY@DOLLのボーカルの力が感じられる曲だ。いわゆるアイドルポップス的な分かりやすい曲に比べると、やや地味な印象があるかもしれないが、WHY@DOLLの今後にとって、ひじょうに重要な曲なのではないかというような気がする。

 

そして、分かりやすいアイドルポップス的な曲としてひじょうに強力な「恋なのかな?」で、WHY@DOLLのライブ前半は終了である。振りコピの手数がそれほど多くはなく、重点的にマスターしておけばわりと一体感が生まれやすいのは、新規にもとてもやさしいと感じられる。メンバーが両端に分かれてフロアの聴衆に向かって指ハートをするところの熱狂は、ギターヒーローがソロを弾く場面のような感覚もあり、なかなか良いものだ。そして、ここでも自分に対して指ハートをしてくれたのだという錯覚を持つことができるのは、素晴らしいところである。

 

続いて、脇田もなりのライブである。正直、曲名はほとんど知らないが、アルバム「I am ONLY」を何度か聴き、しかもわりと気に入っていたので、聴き覚えのある曲はある。かつて在籍していたグループ、Especiaはソウルミュージックの影響を強く受けているようであったが、脇田もなりのソロにもやはりその辺りの感じはある。1990年代のクラブでよくかかっていたような、どこか懐かしい雰囲気も感じる。ブラン・ニュー・ヘヴィーズとかキャロン・ウィーラーとか、そういうのがカッコよくオシャレだとされていた頃の感じである。

 

当時、私はインディー・ギター音楽を中心に好んで聴いていたため、このようなタイプの曲を好む音楽ファンとは、勤務していたCDショップにおいてもやや対立するような立場にあったのだが、やはり生活の中ではよく流れていたし、当時の記憶と密接に関係している。そして、おそらく私は内心ではそれらをわりと気に入っていたのではないだろうか。

 

CDを聴いたりMVを観て想像していたよりも、ずっと声量があり、歌も上手い。そして、ニコニコしながら楽しそうに歌っているのが本当に良い。アイドル歌手がシティポップ調の曲をやっているというような印象を持っていたのだが、その域はすでに超えていて、軽いディーバ感すら漂っている。いつかの音楽的な記憶が思い起こされるのだが、そこにはもっと煙草とアルコールの匂いが立ちこめていて、より眠く疲れた時間帯だったような気がする。それは一体いつ頃のことだろうかと考えたのだが、おそらく脇田もなりが生まれた1995年よりも少し前のことである。こんな気持ち、うまく言えたことがない。

 

続いて、WHY@DOLLのライブ後半だが、ステージ上にマイクスタンドが用意されているということは、「Dreamin' Night」である。おそらく脇田もなりの音楽性と最も親和性の高いWHY@DOLLの曲といえば、これであろう。はーちゃんの歌声が本当にこの曲にはよく合っていて、上質なシルクのように、疲れてボロボロになりかけた心を癒してくれる。また、よりポップな曲の方が似合うと思われがちなちはるんのキャンディーボイスだが、じつはこのアーバンソウルな曲との相性が絶妙に良く、また、表現力も聴くたびに上がっているような気がするのだ。

 

クールビューティーなイメージでありながら、じつは繊細さも持ち合わせているようなはーちゃんに、この曲はそもそも合ってはいるのだが、ちはるんの一見、ナチュラルボーンアイドルというか、かわいらしいキャラクターでありながら、やはり年齢相応に大人の色香も内面からにじみ出ているという、きわめて絶妙に微妙な良さが、この曲のパフォーマンスにはある。脇田もなりのライブパフォーマンスに触発された部分もあるのか、この後半1曲目には、これまで以上にそのような感想を抱いた。

 

続いて、「Tactics」であり、アルバム「Gemini」収録の私が勝手にせつなカッコいい路線と呼んでいるやつである。元々、WHY@DOLLのレパートリーの中でも大人っぽくてセクシーと言われたりする曲なのだが、今日はそれがより一層、感じられたような気がする。これは私が究極的に本当に観たいWHY@DOLLの姿にかなり近いのではないだろうか。

 

恋のかけひきについて歌われたこの曲を、私は昨年のやはり11月にはじめて聴き、当時の個人的な状況などもあり、心をかき乱されるような思いにもなってはいたのだが、まさかその約1年後、そのきっかけとなった出来事についてはすっかり終わっていて、この曲を歌っていたグループのライブに通い、チェキを撮ったりしているとは。人生とは、本当におもしろいものである。

 

そして、当時、さらに胸をかきむしるような思いにさせられた曲こと「ベクトル」である。いや、この流れは最高すぎる。ティーンエイジャーのような淡い恋心を歌ったポップスももちろんWHY@DOLLの魅力の一つではあるのだが、私はメンバーの年齢相応のこのようなタイプの楽曲の方に、よりグッとくる。当時、この曲の歌詞にひじょうに共感した深刻な思いの感触を、いまは思い出すこともできないのだが、当時は音源でしか知らなかったこの曲のパフォーマンスに、いまは首ったけである。

 

そして、「Tokyo Dancing」であり、これは本当に最高のセットリストである。もちろん「Wow Wow Wow Wow」と最強に盛り上がり、このブログではもう本当にしつこいぐらいに何度も書いているちはるんの「辛いなら忘れにおいで いつでも笑顔にする」を、ほぼベストポジションで鑑賞することができた。というか、もはやこれありきの場所取りと言っても過言ではない。スタジオライブやDanceMovieではやらないが、ライブではやる、「カモン」みたいな感じの指のアクションが本当に好きすぎて、本当にやばいです。ありがとうございます。

 

続いて、「秒速Party Night」である。これはもう当然盛り上がるわけであり、ピースサインでジャンプからのトレインである。隣りがこのしきたりをおそらくご存じない脇田もなりファンの方であり、やや動揺していらっしゃったのだが、これはもう当然やるわけである。

 

そして、「キミはSteady」「菫アイオライト」と、「WHY@DOLL」先行シングルのワンツーパンチで、WHY@DOLLのライブは終わった。

 

「キミはSteady」においては、「オールナイトローング」の所で、いつもセットリストをはじめとするデータ系及び名ブログにおいて界隈では著名な強豪ファンの方といつもペアで振りコピを行い、メンバーからも好評なファンの方がたまたま隣にいらっしゃり、僭越ながらこれにチャレンジさせていただいたのだが、新規泡沫弱小ファンであるがゆえ、クオリティーに難があり、不本意な結果に終わってしまった。今後、万が一またこの絶好の機会をあたえていただけた時のために、動画などを観てしっかり研究しておきたい。

 

「菫アイオライト」ではいつもカバンに入れていて、ライブ中はスーツのジャケットのポケットに差していたペンライトがやっと活躍する時である。いつもながら、大いに盛り上がった。

 

そして、脇田もなりのライブ後半だが、またしても上質なポップスと素晴らしいボーカルを堪能することができた。今月にリリースされるというニューシングル曲も披露されたが、これがまたラテンフレーバーですごく良い曲である。日本のポップスの懐の深さを感じた。こういう多様性を肯定するようなタイプの音楽が、もっと人気を得てほしいと強く願ったのだが、時代背景的にそれが難しい場合には、せめて私たちはこれが好きだと、そういう声は上げていきたいと思う。

 

その後、抽選会があり、エンディングとなった。2マンライブでありがちなコラボレーション企画は、今回はなかった。しかし、2アーティストのライブを心から楽しめたので、大満足である。

 

じつは脇田もなりの曲の中ですごく好きな「IN THE CITY」がセットリストに入っていなかったのだが、それでも素晴らしいライブだったし、その寸止め感までもが良いと思える。

 

今回は特典会にも何とか参加し、はーちゃんはあの後もあまり良くない夢を見たとか、ちはるんにはミルクチーズキューブを気に入ってもらえたようだとか、そのような話をしたような記憶があるが、夢のような時間すぎてよく覚えていない。

 

「イイユメミロヨ」とか串カツ田中前でダラダラする時間とか、もちろんひじょうに楽しいのだが、とにかく忙しすぎるので、今回はこの時点でGladを後にした。

 

WHY@DOLLの魅力はひじょうに多面的なのだが、私は「Dreamin' Night」や「マホウノカガミ」に見られるような路線が今後は重要になってくるような気がして、となると今回2マンライブを行った脇田もなりの音楽性というのは、ひじょうに好影響があるのではないかと思う。プライベートでも仲よくなれそうだという話もあったが、ぜひお互いに切磋琢磨して、良い影響をあたえ合っていただきたいと、強く思ったのであった。

 

そして、アクセス数はまったくもってたいしたことがないし、特にWHY@DOLLのファンブログというわけでもなく、1人の会社員の日常を綴っているにすぎず、最近はたまたまWHY@DOLLの存在が大きいためにその話題を書くことが多いのだが、読者層の先鋭化ぶりを、今日また思い知ることになり、これはあまり下手なことは書けないのではないかという気もしているのだが、おそらく関係なく書いていくものと思われる。

 

いつもながらダラダラと自分なりに書いてきたわけだが、簡潔に言うならば、ほわどるのことが本当に好きだな、ほわどるのライブさえ観られればいかなる状況でもなんとかやっていけるのだろうな、ということである。

 

 

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