使いみちがイマイチ分からないLINEスタンプ(小ネタ) | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(「架空の偉人シリーズ」より わかる、わかるよ~その気持ち)

 

 ここんとこすっかりハマっているLINEスタンプが「ゴリキン」さん作成の「架空の偉人シリーズ」。冒頭のちょっとペーソスフルなものから日常のやりとりにぴったしのものまで内容は多種多様。

 

 

(使う場面に困らないスタンプの一例)

 

 この手のスタンプは送る相手をよくよく選ばねばならない。

 

(喜ぶ人もいるけど・・・)

 

(お気の毒に真面目に考えこんじゃう人もいる)

 

 このシリーズのスタンプを2パーツ(計72個)購入したのだが、面白いのでさらに2パーツ60個ほど追加購入した(バカだね)。

 その中で唯一使い道が見つからないものがある。

 

 それが↓、「平和主義者ウンコジャネ」だ。

 

(戦火の向こうを見つめるような表情が印象的なウンコジャネさん)

 

「〇〇じゃね?」と語尾を上げる若者言葉だとは思うのだが、彼らはこれをどんな時に使うのだろうか。

 ブログ友のAさんが一緒に使う場面を考えてくれたのだが、ほぼ同年齢ということもあってやはり思いつかなかった。残念~。

 

(お手数おかけしました)

 

「ふ~ん、ゆるの野郎、それで知恵熱が出て寝込んじまったってぇわけか」

「そうなんですご隠居さん。野郎日頃アタマ使うことがないですから」

 

(これも使いみちがはっきりしてる)

 

「バカだね~、あれは『ウンコジャネ』じゃなくて『ウンコじゃねえ』だよ」

「は?」

「まあお聞き」

 

 ご隠居さんの説明によると、時は元亀3年12月(西暦1573年1月)、遠州一円の覇権を争っていた武田信玄と徳川家康が浜松北方三方ヶ原台地で激突した。

 この戦いは鎧袖一触武田騎馬軍団の圧勝に終わり、家康は命からがら居城の浜松城に逃げ帰ったのだが、その時恐怖のあまり糞を漏らしていたという。

 

 ちなみに断末魔の瞬間に苦痛と恐怖で人はほぼ100%脱糞するそうだ。

「ゴッドファーザーⅠ」のラストで裏切り者のカルロが絞殺されるシーンがあるが、哀れなカルロもウンチを漏らしていたことになる。

 

(尾篭な話ばかりでど~もスミマセン)

 

 話を戻そう。

 家康を迎えた浜松城留守居の本多作左衛門が、

「殿、臭いですぞ。ウンコを漏らされましたな」と告げると、

「たわけ!ウンコじゃねえ!これは焼き味噌よ。懐中の焼き味噌が漏れ出たのよ」と、家康は股肱の忠臣の横面を思い切り張り飛ばしたという。

 

「その際の屈辱を生涯忘れまいと家康が描かせたと伝わる肖像画も残ってるよ」

 

(三方ヶ原戦役画像 徳川美術館蔵)

 

「そういう場面で使うスタンプなわけですか。ゆるの野郎に教えてやろう」

「これをきっかけとして家康公は不敗の名将となり、ついには徳川260年の太平の時代を築いたってえわけだ」

「まさに『雨降って地固まる』ってヤツですね」

「いや、モノがモノだから」

「・・・」

「『クソひって地固まる』だ」

 

 おあとがよろしいようで。

 

 

 ゴリキンさんへ

 勝手にブログに載せちゃいました。宣伝だと思ってゆるしてください。