ちりめん山椒つくり 年々増えて2024年のお届け先は12軒  | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(今年の味はまあまあのレベル)

 

 ちりめん山椒つくりも今年で5回目になる。

 最初は自分ち用の余りをお裾分けということでお配りした程度だったのだが、「おいしい」、「来年もよろしく」などの声に押されているうちに、今では八ヶ岳南麓で5軒、東京杉並で5軒の計10軒のお宅に配ることになってしまった。

 今年も新たにアルトサックスの三浦みずきセンセイと先日彗星のごとく現れた新たな飲みトモAさんに差し上げることにしたので、お配りする先は年々増えるばかり。

 

 年賀状じまいのように「私ことこのたび・・・」というわけにもいかず、亡くなったり絶交でもしない限り(←まだ機会に恵まれないんだよ)右肩上がりに配布先は増えていくわけだが、これも功徳と思えばよいだろう。なんだかんだいっても収穫の喜びを分かち合うのはうれしいものだ。

 

(持ち運び用のスクリュー型しっかり容器と簡易なポリ容器を準備)

 

ゆるふわ風(=超イイカゲン)ちりめん山椒の作り方

① ちりめん山椒つくりの第一歩はヘタとりから。

 2粒をサクランボ状に結んでいる末端のヘタはとらなくても大丈夫。それでもこの作業に1時間はたっぷりかかる。

 

 

(Aさんお勧めの Diane Schuur を聴きながら

課題曲「New York state of mind」とクリア曲「Amaging Grace」が収録されているという私にぴったしのアルバム)

 

(作業終了~ああメンドくさ)

 

② ヘタを取り除いたところでたっぷりの塩で下茹でする。

 たぶん殺菌と色だしが目的なのだろうからせいぜい3分程度でよいだろう。

 

③ 冷水にさらす。

 さらす時間(1~4時間)でピリリの度合いが変わるらしい。

 

(我が家ではいつも1時間 ピリリが弱い山椒なんて鼻クソと変わらない)

 

④ 水気を切ってちりめん山椒作りにとりかかる。

 酒をヒタヒタにして山椒、ちりめんじゃこを煮詰める。みりん(我が家では入れない)、しょうゆはお好みで。

 

 ここで注意すべきは、

・しらす干しは不可。なるべく細かいちりめんじゃこを使うこと

 

(八ヶ岳南麓ではオギノのこいつが一番細かい)

 

・煮汁がなくなるまでじっくり混ぜること。しびれを切らして途中で汁を捨てちゃうとイマイチ仕上がりがよくない。

・しょうゆは控えめに(我が家ではタラタラとたらす程度)。薄味ならあとから足すのはなんとでもなる。 

の3点。考えてみれば料理とは呼べないほどカンタンだ。

 

 残った山椒は冷凍保存もいいが、我が家では醤油漬けにしている。

 これが冷ややっこに載せてもよし、しらす干しと混ぜてナンチャッテちりめん山椒にしてもよしという便利なシロモノ。冷蔵庫で1年もつから是非これもお試しいただきたい。  

 

(三浦センセイからお返しにズッキーニの花と小さな実がついたもの(おそらく間引き菜だろう)を頂戴したのでナス、トマトとチーズ焼きに こういうお返しがあるのもうれしいものだ)