(丘の公園清里ゴルフコース富士山コース1番ホールより)
先だってブログで募集した「ゴルフ友」だが、ありがたいことにお2人の方が手を挙げてくださった。
この日はそのうちのAさんと初ラウンド。台風1号の影響で未明まで降っていた雨もきれいに
あがって絶好のゴルフ日和となった。
(駒ヶ岳コースにて ほぼ同じ年ながら凛々しいAさん 天候に恵まれたのはAさんの人徳のおかげだ)
東京と八ヶ岳南麓の二拠点居住をされているAさんは現役時代のノウハウを生かして現在はコンサル業をやっていて、月のほぼ半分は八ヶ岳南麓にいらっしゃるとのこと。失礼ながら実に重宝なゴルフ友である。
初対面とあってゴルフには中々集中できない。
カートの中で自己紹介めいた会話が続く。
「Aさんはどちらにお勤めだったのですか」
「〇〇です」
「ええ~!私の長男も〇〇ですよ!」
「ええ~!」
こんな奇遇は滅多にあるまい。なんか縁のようなものを感じてしまった。
「ゆるふわさんはどちらだったのですか」
「××です」
「ええ~!私の息子も××です」
「ええ~!」
こんなことがあるのだろうか。
こういった奇跡のような出会いが起きる確率ははたしてどの位なのだろう。ちょっと考えてみたが全く分からない(汗)。どなたかおせえてください。
(設問)
・我が国のサラリーマンは5700万人(公務員除く)
・50人以上が勤務している事業所は全国に17万存在している
①事業所あたりの平均従業員数を100人とした場合、Aさん(現役社員と仮定する)と息子が偶々同じ事業所で働く確率(=Aさんの息子さんと私(同左)が同じ事業所に勤める確率)を求めよ。
②そのような関係を持つ2人のオジサンが出くわす確率を推定せよ。
Aさんはゴルフもお上手(この日のスコアは94)だが、博覧強記で話が尽きない。しかもヤクザな私ともどこそこ思考や価値観が似たところがあるから不思議だ。
「蓮舫はいったいなに考えてんですかね」
「立憲民主党ですからね。反対するだけでなにも考えないんじゃないでしょうか」
「そうですね~。小池百合子もナンですけどね」
「ホントに。増田寛也さんが都知事になってたらよかったのに」
「同感です」
「あ!(増田さんって誰かに似てると思ってたんだけど久保建英だ)、いや失礼」
「・・・(こいつ酔っぱらってるけど後半大丈夫かな~)」
(似てるっしょ)
レストランで与太話をしているうちにウイスキーが進んだ。なんせ早いスタートとあって飲み始めは10時。この時間から飲むと思いの外よく回る。
(酒が入ればもう竹馬の友ですから)
後半は乱れ乱れていきなり8、8、8、のオンパレード。「蝶のように舞い8のように刺す」というヤツだ(どんなヤツだ)。
それでもゴルフの楽しさは格別である。
なんせ100切り目標なんてとっくの遠にやめちゃったから(お~い)、いくつ叩こうが気楽なもんである。
戦い済んで日が暮れて。
しらふに戻ってみると思えば恥ずかしい1日であった。
Aさんは愛想を尽かしたのではないだろうか。いや~今日は酷い目にあったよ、なんて奥様にこぼしたりしてないだろうか。
もろともにあはれと思へ ポンポネッラ
どうかまたご一緒してもらえる日が来ますように。
(花よりほかに知る人もなし 庭のポンポネッラが開花した)