八ヶ岳南麓珈琲店巡り「スコヤコーヒー」と「dots Coffee Roastes」 | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(「dots Coffee Roasters」佇まいはスコヤよりシャレている)

 

 八ヶ岳南麓に滞在している間コーヒー豆をどこで買うか。

 以前は激安の「GCR(仮称)」だったのだが、小淵沢と富士見町の中間あたりにある同店までは走行距離約14キロ、運転嫌いの私にとっては地の果てである。

 

 そんなわけで最近は無口なマスターの珈琲店「スコヤコーヒー」で調達している。

 ここも走行距離約8キロと決して近くはないが、「たかねの湯」と抱き合わせなので苦痛度が小さい。

 

(現在の課題図書「美味しんぼ」1983~2014ビッグコミックスピリッツ掲載 今日に至るまで休載中の扱いらしい)

 

 「スコヤコーヒー」で購入するのは「スコヤブレンド(コロンビアベース)」か「インドネシアマンデリン」に決めている。もっとも「苦い」、「酸味がある」、「不味い」の3つしか識別できない私にとっては何を飲んでも大差はない。

 

 

(なんとな~くショボい佇まい)

 

 スコヤコーヒーの店名の由来が垂直を測る工具「スコヤ(=squareがなまったもの)」から来ていることは以前紹介した。

 無口なマスターはいまだに現役らしく、ゴルフ友のAさんは居酒屋で隣合わせたのをきっかけに家の修理をしてもらったとのこと。案外無口ではないのかもしれない。

 

(小銭を寄付させるのでなく「ご自由にどうぞ」というのがしゃれている)

 

 コーヒー豆はスコヤコーヒーで買おうと決めていたところに、ひょんなことから我が家の近くに珈琲店があることが分かった。

 

 創業3年半の「自然焙煎珈琲店 dots Coffee Roasters」。我が家からの走行距離はわずか4kmである。

 もっと至近にはブックカフェ「のほほん」(←変わり者のマスターがやってた「豆玄」の豆を販売している)、「cafe eights」(豆玄の跡地に入った店)もあるのだが、なんとなく足が向かない。

  

 さっそくこの日同店を訪れた。

 レインボーラインから砂利道を入って、さらに袋小路に入っていくと珈琲店がぽつねんと佇んでいた。分かりにくさ度は「GCR」より上だろう。

 

 清潔でこじんまりした店内で待ち受けていたのは、「いかにも」な感じの白髪のマスター。さっそくマンデリンをお願いした。

 

(650円はここいら辺では安い方だ 同店HPより)

 

「こちらで珈琲店やる前は別のお仕事だったんですね」

「そうです」

「やはり趣味が嵩じて・・・」

「趣味じゃなかったです」

「・・・」

「趣味でやる珈琲店はだいたいつぶれるそうです」

「・・・」

 

 う~む。

 やっぱり珈琲店の主はどこそこ変わっている。

 

(同店HPより)

 

 こちらはランチもやっていて、事前予約制でワンプレートにコーヒー、ケーキ付きで1800円とのこと。手作りケーキは3種各400円で中々旨そうだ。

 

(フォンダンショコラ 他にチーズケーキなど 同上)

 

「ケーキはテイクアウトできますか」

「できます」

「予約は」

「要りません。なければないだけですから」

「・・・」

 

 やはりチト変わってらっしゃる。

 

(袋の可愛らしさはスコヤの勝ち)

 

 両店のマンデリンを飲み比べてみても味の違いは私には分からないだろう。

 結局のところ「風呂に入る時はスコヤコーヒー、そうでないときは dots Coffee」、そんな使い分けでいくことになりそうだ。

 

(このクマがいったいナニ熊なのかはいまだに謎)