囲碁トモの快気祝い いつまでもお元気で | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(気分一新すっかり夏山に衣替えした八ヶ岳 八ヶ岳高原大橋より)

 

 昨年6月に脳梗塞で倒れ、以来闘病生活を続けてき囲碁トモのAさんがこのたび晴れてリハビリ生活を終え、ご自宅で快気祝いが開かれた。

 

 お呼びがかかったのは温泉合宿の定例メンバーの3人。4人でこれまで5回ほど一緒に温泉に出かけている仲である。

 

(最後の温泉合宿はAさん(中央)の81歳の誕生祝いをかねて出かけた増冨ラジウム温泉「津金楼」2022年9月撮影)

 

 挨拶もそこそこにさっそく対局。

 Aさんは闘病中もネット碁に励んだそうだが、自分でも信じられないくらいに弱くなって大泉囲碁部では7段を誇っていたのに一時は8級(!)までランクを下げたとのこと。やはり脳の病気はおそろしいものなのだ。

 

 1局打ち終えたところでみんなで乾杯。

 

(奥様の手料理を囲んで 左からAさん、奥様、囲碁トモBさん、Cさん)

 

(奥様に深々と頭を下げるAさん 奥様のご苦労はどれほどだったことか)

 

 料理が旨い。奥様はかつて「パノラマ市場おばちゃんの会」の中心メンバーで、料理の旨さには定評がある。

 鶏手羽の甘辛煮、きのこと山菜のホイル包み焼きなど旨いものづくしの食卓の中でもやはり親分は「庭の朝採りタケノコとフキの煮しめホタテのひも、油揚げ、ちくわ添え」(私の勝手な命名)だろう。

 

(まいう~ 残りをお土産にいただいた)

 

 ごはんのおかずによし、酒のツマミによし、さすが「おばちゃんの会」の元領袖は貫目が違う。

 

 全員総当たりの対局はお気の毒ながら主役のAさんは3戦全敗(←誰も忖度しないところがすごい)、残りの3人は2勝1敗となった。

「いやあ勝敗なんかどうでもいいんだよ。こうやってまた碁が打てるんだから」

 ククク。負け惜しみ言っちゃって。

 

 碁が弱くなってますます好人物となったAさん、一病息災でこれからもずっとお元気でいてほしいものだ。

 9月には82歳の誕生祝いをかねて久しぶりに4人で「赤石温泉」に足を運びたい。

 

(4人で出かけたのは2021年が最後のはず)

 

(役に立つわけではないが乾杯にはこういう男は欠かせません)