八ヶ岳南麓カレー紀行⑤清里「オールドエイジ」のスパイシーチキンカレーを堪能する | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(清里「プチホテル&レストラン オールドエイジ」)

 

 清里で安くて旨いフレンチといえば「オールドエイジ」だろう。

 八ヶ岳南麓20軒目のカレーは同店のスパイシーチキンカレーとなった。

 

 「オールドエイジ」の開業は清里ブームに火がつき始めた1983年のこと。

 ブームのピーク(1989年)には年間250万人の観光客が訪れ、130軒のペンションが林立した清里だがバブル崩壊とともに人気は一気に凋落、メインストリートは廃墟と化した。

 

(今でも残るビートたけしのカレー屋の残骸)

 

 「オールドエイジ」はそんな栄枯盛衰の歴史をくぐり抜けてきただけあって、すべてが風格に満ちている。

 建物と庭は英国風といった佇まいだが、料理を英国風にしなかった辺りがオーナーの慧眼であろう。

 

 昼メシはコースでなく一品ものだけ。この日は、

スパイシーチキンカレー(1870円)、

スペアリブ&骨つきフランク(2200円)、

鯛のポワレ(2420円)、

さいころサーロインステーキ(2530円)

の4種類。

 同行した囲碁トモのAさんはスペアリブにされた。いずれもパン、サラダ、カップスープ(この日はミネストローネ)、飲み物がつく。

 

 窓辺の眺めの良い席で待つこと10分。スパイシーチキンカレーがやってきた。

 

(撮影を忘れて少しぐちゃぐちゃにしちゃった)

 

 旨い。

 鶏モモ肉のローストが丸ごとどかんと入っているだけでなく、細かい鶏肉がたっぷり入っている。つけ合わせの野菜もインゲン、パプリカ、カブ、ズッキーニ、エリンギ、カボチャと盛りだくさん。

 

 同系統の「カントリーキッチンロビン」の「グリルチキンカレー」とどっちが旨いか、と問われると悩むところだが、スパイシーさと店舗の雰囲気の点でわずかに「オールドエイジ」が上というのが私の結論である。

 

 唯一難を挙げるとすれば、カレーライスでなくカレー+パンであること。

 気さくな支配人にお願いすればパンをご飯に代えてくれるような気もするのだが、それは次回の宿題だ。

 

(パンも旨いがカレーはやっぱりご飯でしょ)

 

(バラが咲くのは6月中旬とのこと)