八ヶ岳南麓別荘族に朗報 安く温泉に入れる方法があった | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(モンベルクラブメンバーズカード(上)と同ファミリーカード)

 

 日頃八ヶ岳南麓ゆるふわ生活を大いにエンジョイしている私だが、どうにも腹立たしいことがある。それは、別荘族に対するイジメとしか思えない差別である。

 

 ひとつは別荘族のゴミの扱いだ。

 何故一週間に一度、それも日曜午後の3時間だけなのか。

 別荘族といえども固定資産税も市町村民税も(均等割だけだけど)払っている立派な納税者であり、地元経済にも少なからず貢献しているのだからせめてもう1回1時間でいいから平日のどこかにゴミ収集日を設けてもらいたいものだ。

 ついでに段ボールや電池も出させてもらいたい。別荘族のこういったゴミを制限することで北杜市のゴミ行政のコストはどれだけ軽減されるというのだろう。とどのつまり、

「ちっ、あいつらチョビチョビして目ざわりじゃんね。ちょっとコビンとしてやらざあ」というケチな料簡に過ぎないのである。

 

 毎月のレシート集めもウンザリ。

 こけおどしならいざ知らず、私の友人でも実際にレシートの提出を求められた例があるから笑い話ではない。

 もっともこれは現場の実情にはハナから関心がない総務省の木っ端役人が決めたルール(「いえ、強制ではありません。あくまで例示としてお示ししただけでどうするかは各自治体の判断です」というのが連中の常套句)を現場に押しつけただけだから、市役所の職員も被害者といえなくはない。いくらヒマとはいえ、彼らだって他人のレシートなんぞ逐一確認する気もしないだろう。

 

 そして公共温泉の価格である。

 住民票が北杜市にある方は420円だが、別荘族はなんと830円。

 地元民優先のため一種の混雑税として観光客の価格を高くする、というのは分からないではない。GWやお盆の時期はそうしたくなるだろう。

 でもそれ以外の平日だったら価格弾力性を活かして(=料金を下げて)入浴客を増やした方が経営は安定するはずで、別荘族の価格を倍にする合理性はどこにも存在しない。

 

 風呂嫌いの私にとってはこの温泉価格差問題は比較的小さな問題だった。

 ところが前期高齢者になってからこっち、温泉で身体を暖めるとよく眠れるようになったのである。そうなってみると夫婦で1660円というのは由々しき出費である。

 

 先日飲みトモのAさんとバーベキューをやった時のこと。

 酔った勢いでこの憤懣をブチまけると、妹さんがウフフとやおら見せてくださったのが「モンベルクラブメンバーズカード」であった。

 

 

(モンベルクラブゴールドカード 会員継続期間5年以上でもらえる)

 

「これがあると『ロイヤルホテル八ヶ岳』のお風呂が半額で入れるんです」

 なんと通常1000円の日帰り入浴が500円になるというのである。

 

(ロイヤルホテル八ヶ岳大浴場 露天風呂、サウナもある タオル類は無料で貸してもらえる 同ホテルHPより

 

 さっそくモンベルクラブ入会の手続きをした。

 年会費は1500円。ファミリー会員は無料だが、初回登録時のみ500円かかる。

 モンベルクラブには各種会員特典がある「フレンドショップ」という提携店が全国に2000ある。スマホのアプリで確認するとロイヤルホテル八ヶ岳もそのひとつだ。

 

(北杜市内にはフレンドショップはここだけ)

 

(妹さんを疑うわけではないが確かに半額 よく見ると「5名様までOK」とあるから家内がファミリー会員になる必要はなかったらしい(汗))

 

 つまり夫婦で年間3回入浴すればやれパノラマだ、泉だ、有象だ、無象だなんてのより安くつくことになる。

 

 ああ、ありがたや、妹さん。

 これからは兄貴の方角に足を向けて寝ることにします。

 

 ちなみに南麓ではお隣富士見町の「鹿の湯」もフレンドショップになっているが、こちらはわずか100円引き。「ヘルシーの湯(川上村)」など、他の温泉施設もだいたい100円引きである。

 どういうわけか分からないが、ロイヤルホテル八ヶ岳の特典は破格に大きいようだ。

 

(会員はモンベルのピンバッジももらえます)