(今年のハナミズキは例年より色が薄いように思える)
二週間ぶりの八ヶ岳南麓。
朝の気温は4℃と、早春に逆戻りしたかのようだ。
こうなると心配なのが夏野菜である。
案の定ミニトマトアイコも万願寺唐辛子もひねこびた様子で全く成長していない。
(万願寺唐辛子(右)の方がまだしもイキイキしている)
アメダス大泉の記録を見ると私が東京に戻った日の翌日の最低気温が1.2℃、その翌日も同じく1.2℃だから我が家では二日連続氷点下になったはず。おそらくその寒さで野菜たちは大きなダメージを受けたのだろう。
それでも命を繋いだだけマシというもの。
キュウリ(夏すずみ)の苗3株にいたってはきれいさっぱり地上から消滅してしまった。ったく、高い接木苗だったのに。
(この世に生を受けた痕跡すらとどめていない)
もうひとつ気になっていたコキアの種はどうなったのか。
播種現場は静寂に包まれていた。
(雑草の芽ばかりの現場)
コキアの発芽温度は15℃である。
種を蒔いた4月15日以降ほぼ毎日最高気温は15℃を超えているのにいったいどうしたことなのだろうか。しかもコキアの生命力は旺盛で発芽率は60%といわれているのに。
「うそこきあがれ!」
不毛の地に私の怒号がむなしく響いた。
(東京からの転勤組だけが頼り)