(給餌台が空くのを別のヤマガラが奥で順番待ち)
冬支度もそれなりに済ませ、東京に戻る日がやってきた。年内はこれで八ヶ岳南麓の風景ともお別れである。
出発の前に野鳥たちへの置き土産にヒマワリの種をこれでもかとばかりふるまった。
我が家には給餌台が二つあるが、一方はやや見通しが悪いせいか野鳥もなかなか近づいてこない。もう一方は私がヒマワリの種を入れた途端に警戒心の弱いヤマガラが集まってきた。
(枝にとまって少しだけ様子をうかがう)
(やおら給餌台へ 種を一粒とると飛びさっていくことが多い)
(正面から見るとなんだか間抜けな表情)
野鳥の次は自分のエサ。いまや東京に帰る日のセレモニーとなった感のある韓国レストラン「どんぐり」へ。
(本日のアミューズ(というのかなあ)一品めは大根の柚子浅漬け これは初めて)
(二品目 定番ジャガイモの細切り炒め)
いつもは石焼きビビンバ、チャーハン、クッパなんかを食うのだが、先日我が敬愛するkomorebiさんの「豚肉キムチ炒め」の写真を見てにわかに豚肉を食いたくなり、「豚肉コチジャン炒め定食」にトライした。
何故「豚肉キムチ炒め」でないかというと、キムジャンキムチをお土産に持って帰るつもりなのでカブってしまうから。
旨い。これは病みつきになりそうな旨さである。
夏は激辛冷麺、冬は豚肉コチジャン炒め、春秋は石焼きビビンバというのがお勧めだ。
例年11月末には漬けあがるキムジャンキムチだが、奥様によると材料の牡蠣の調達に手間取って今年は漬け込むのが遅くなってしまった由。
来週には出せます、とのことで今回お土産にできなかったのが残念である。
(旨いよ~「どんぐり」謹製キムジャンキムチ 2021年11月撮影)
代わりに、というわけではないが囲碁トモのAさんから庭で採れたキウイをお土産に持って帰れとの連絡があった。
高速に乗る前にAさん宅にお邪魔してオッたまげた。そこには大量のキウイが我々を待ち構えていたのである。
(もうひと箱下さるとおっしゃったがこれで十分)
Aさんは囲碁トモにしてマツタケ友(=私にマツタケをくれる友)でもあるのだが、これだけ
大量のキウイを頂戴した以上もはや「マツタケ友」と呼ぶのは失礼というものだろう。
そんなわけでAさんは晴れて「キウイ友」を襲名する運びとなったのである。
(11月にいただいたマツタケ マツタケの方が高いけど量は質を凌駕する)