スシ食いねエ! | 八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(吉祥寺ハモニカ横丁「片口」 ハモニカ横丁HPより

 

 お盆の時期の八ヶ岳南麓は「働く人ファースト」である。

 一年365日「毎日が土曜日(日曜日だと「サザエさん症候群」があるからやはり「土曜日」というのが実態に即している)」の私はいつだって八ヶ岳ライフを楽しめるわけだから、例年この時期は家族連れや若いカップルに高原の夏をお譲りして東京でイジイジと過ごすことにしている。

 

 この日メガネを新調するために吉祥寺を訪れた。

 買い物を終えた後の繁華街の楽しみは昼メシである。

 さあ何を食うか。

 そうだ、久しぶりにちゃんとしたお店の寿司を食おう。私はハモニカ横丁に向かった。

 

 定年退職から4年あまり、普通の寿司屋に行くことがなくなって久しい。

 ここんとこ一番食っている寿司は「ひまわり市場」の握りである。ここの寿司は内陸(?)とは思えないほどレベルが高い。

 

 

(特上握り4人前1万円なり(2021年8月撮影)ふだん食っている700円、1000円の握りも旨い)

 

 東京でお世話になっているのは自宅近くにある回転寿司「銚子丸」。

 ここには平日ランチタイム(1100~1400)に「あら汁無料サービス」があるが、昼休み時間を外して最終あら汁が出てくる1330頃に訪れるのが重要で、あらをど~っさり入れた汁(セルフサービスだから入れ放題)を三杯ほど食うと肝心の寿司が食えなくなるほどの満足感がある(食い過ぎだっての)。

 銚子丸は東京、千葉、神奈川、埼玉をテリトリーに92店舗を展開しているが、山梨県、長野県には1店もないのが残念だ(一番近いのは八王子店)。

 

 本日訪れたのはハモニカ横丁内「片口(かたくち)」。

 横丁の狭い路地にあるカウンター席わずか10席のこじんまりした店だが、ここの握りは安くて抜群に旨いのである。

 

(二坪ほどの空間 通路に面した席(奥)はケツが半分通路にはみだしてしまう 同HPより

 

 11時40分頃訪れたのだがほぼ満席。

 わずかに空いているところに運よく座ることができた。昼のメニューは握り(税込1100円)と丼(同左)だが、お客さんは例外なく握りを召し上がっていた。

 

 目の前の狭い場所で大将は作業効率のためか、二人前ずつ握っていく。三人分握るのはスペースの制約で難しそうだ。

 

 待つこと5分、握りがやってきた。

 といっても目の前でこさえているわけだからそれほどの感動はない。 

 

 

海老、イクラ、ウニを中心に左上から:

カンパチ、鮪に鯛、玉子(ヘイ、ラッシャイ)

イカに姫ネギ、トロ、サーモン(ヘイ、ラッシャイ)

 

 あ~旨い。

 これで1100円とは信じられない旨さだ。

 

 お盆は東京でチマチマ旨いものを食うのも楽しいかも。

 店を出ながらそんなふうに思った。