北京オリンピック開会式 日本選手団の入場行進を見逃した(小ネタ) | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(アメリカンサモア旗手のネイサン・クランプトン選手(スケルトンに出場)零下4℃の酷寒の中上半身裸
の民族衣装で行進 噴火の影響で今回不参加となった隣国トンガの恒例行進を受け継いだ)

 

 全世界から92の国・地域が参加して冬季オリンピック北京大会が始まった。

 開会式当日、入場行進が始まってしばらくしてからテレビをつけると、ちょうどハンガリー(Hungary)が入場してきたところだった。

 この後通常ならインドだのイラクだのなんてのが続いていよいよ我が日本選手団の登場、となるわけだが、待てど暮らせど我が代表は入場してこない。

 「はは~ん、これは外交的ボイコットだなんだをした国は後回しにされたんだな」と納得したのだが、そのうちオヤダマの米国まで入場し、とうとう我が代表の晴れ姿は見ることができなかった。

 

 聞けば開会式の入場順には「開催国の言語による国名順」というルールがあるそうで、北京大会は中国語による国名表示(簡体字標記)の最初の字の画数が少ない順に入場したそうだ。

 ちなみにあまり記憶にないが昨年の東京オリンピックでは「あいうえお順」の入場だったそうで、トップはアイスランドだったらしい。

 

 そんなわけで今回トップ入場はふだんは後の方のトルコ(土耳其 画数3画)で、我が日本(4画)は10番目の入場だった。

 

 そんなこととは露知らない私は見事に入場行進を見逃したわけだが、私と同じように、

「え、いつの間に終わったの」という家庭が全国に1000万世帯ほどいらっしゃるはず、というのが私の見立てである(んなことないか)。

 

(エントリー124選手中開会式に参加したのはわずか13人 これなら見なくてもよかったか)

 

 それはそれとして、なんとなく面白そうなので中国語の国名標記を調べてみた。

① 国名標記には我が国と同じ標記で馴染みがあるものも多い。

  印度、英国、西班牙(スペイン)、越南(ベトナム)、瑞士(スイス)

② またかつては同じ標記だったはずだがその後のドサクサで今では別なものになった国もある。

  法国(仏フランス)、徳国(独ドイツ)、意大利(伊イタリー)、俄羅斯(露ロシア)、巴西(伯ブラジル)

③ 殆どの標記が国名の発音に漢字を機械的にあてはめたものだが、中には表意標記のようなものも
 ある。

  黒山(モンテネグロ まんま)

  埃及(エジプト 漢字の意味をエジプト人が知ったら怒るよ)

  匈牙利(ハンガリー 匈奴(フン族)の連想だな、これ)

  阿富汗(アフガニスタン こっちはモンゴル帝国の連想)

  

 う~む。

 アルファベット順だといつも順番が固定してしまうから、これはこれでいいことだ。

 もっともドンケツの常連ジンバブエ(Zimbabwe 今回不参加)は「津巴布韋」で、12画。それほど順位が上がるわけではない。

 また参加国の中でアルファベット順だとケツになるのはウズベキスタンだが、こっちも「烏玆別克斯担(「烏」は実際は簡体字)」で、入場順はやはりケツの方だった。ウズベキスタンの人々にとっては、東京オリンピック開会式は忘れらないものになったことだろう。

 

国名当てクイズ さてどこでしょう

丹愛

古巴

巴巴多斯

秘魯

 

                

答:デンマーク、キューバ、バルバドス、ペルー