GW期間中の八ヶ岳南麓のお土産は何がいいだろう | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

 

 お嫁さんの実家に向かう二人にご両親へのお土産を持たせることにしたのだが、八ヶ岳南麓らしい

お土産を選ぶとなるとこれが中々難しい。

 

 まず、時期が悪い。

 金看板「阿部いちご園」のイチゴは既に終わっているし、サクランボや夏野菜はこれからだ。GW期間中というのは山菜も終わりかけでタケノコ(淡竹)はホンの少し早いという自然の恵みの空白期間でもある。いくら旬とはいえ、野生のクレソンを「はいどうぞ」というわけにもいくまい。

 

 もうひとつ難しいのはご両親が甲府にお住まいという点である。

 東京の方なら山梨ワインに桔梗信玄餅、煮貝という手もあるが、これが通用する相手ではない。

 

 我が大泉を代表するお土産「とりはたのジャム」で手を打つか、と思ったところにフと浮かんだのが手作りハムの店「ハム日和」である。

 我が家から徒歩圏にあるこの店に思い至らなかったのは、一つには日ごろ高血圧に悪いので塩気のものをなるべく食わないように努めている(それでも毎日10グラム以上の食塩を摂取しているはず)のでハムは馴染みが薄いこと、もうひとつは同店が大泉でなく高根にあることだが、そんなもんは甲府から

ご覧になれば目クソ鼻クソ、「one 北杜市」ということで十分である。

 

 おっとり刀で店に駆けつけると(クルマでです、クルマで)、幸い店は営業中であった。

 

 

(入店できるのはお一人のみ)

 

 応対に立った奥様にかくかくしかじか事情を告げると何グラムでも真空パックにできます、化粧箱もあります、ということでさっそく100グラム×5個を選んでお土産に仕立てていただいた。

 

(ショーケースに20数種類のハムが並んでいる)

 

ゆるふわ's チョイス右上から:

パテ・ド・カンパーニュ(105グラム)

リオナソーセージ(スライス 124グラム) フランスリヨンを発祥とする混ぜ物を入れたソーセージ

カナディアンハム(スライス 132グラム) ロース肉を使ったハムなのだがロースハムとどう違うんだ? 

ボンレスハム(スライス 109グラム)

スモークレバー(99グラム)

 

(奥様が機械でカットしてくれるのだがピッタリ100グラムというのは難しそう)

 

 これで2800いくらだから、ご両親へのお土産としては高価すぎるということはないだろう。

 いやむしろ安すぎるかも、と俄かに不安になって、かねて備蓄してある七賢「風凛美山」(山梨銘醸 北杜市白州町 これもone北杜市である)を一本持たせることにした。

 

 むきだしで失礼といえば失礼だが、

「日頃愛飲しているこの酒をお父上と酌み交わす日を楽しみにしております」、という思いを込めたつもりである。

 

(お父上は日本酒とワインがお好きとのこと)