(宵闇迫るNight Market)
お嫁さんに食べてもらうパンはよいとして、晩メシをどうするか。
我が家から徒歩圏のレストランはほとんど満席だが、幸い八ヶ岳南麓大泉の誇るバー Night Market が予約できた。ここなら静かに話ができるからかえって好都合である。
Night Marketに足を運ぶのは2月以来である。
久しぶりにお目にかかったマスターは少しほっそりしたようだ。
聞けば近所の方に店の前の空き地を薪作り用に貸してあげたそうだが、作業が余りに大変そうで見るに見かねて薪割りの手伝いを始めたところ、いつしか貴重な労働力となって毎日朝から夕方までみっしり働くようになったのだという。「その日当でコロナの減収分が少し埋まりました」由。
(Night Market HPより)
私はラムトニック、他の3人もそれぞれ好きな飲み物を注文してまずは乾杯から。この店はウィスキーも充実しているがラムの品ぞろえはそれ以上で、おそらく北杜市随一だろう。
(マスターが趣味(?)で集めたラムがたくさん)
好き嫌いはないと思っていたお嫁さんだが、激辛物は苦手とのこと。
Night Market 名物「ハラペーニョ爆弾」を食べさせて相手の反応を面白がるのが私の密かな趣味なのだが、これは止めておいた方がよいだろう。
「焼いたカブのサラダ」、
「焼きチーズ」、
「キューバ風牛肉煮込みロパビエハ」、
「メキシコ風ミートボール」、
「エビとタコのアヒージョ」、
「エビのテキーラ炒め」
といった無難な品々を注文し、試しに「トルコ風春巻シガラ」を食べてもらったところ、「おいしい!」とのこと。いずれハラペーニョ爆弾をお見舞いちゃおう、と私の心は妖しく騒いだ。
(おいしく食べてくれた「シガラ」 2021年2月撮影)
(メキシコ風ミートボール 初めて食ったが旨かった 辛さはほぼゼロ)
(焼きチーズ これも初めて 上に乗っているクレソンは去年私が採集した所と同じ場所のものだった)
(エビとタコのアヒージョ(左)とエビのテキーラ炒め
ミートボールとともに「パン泥棒三兄弟」と言われているがこれはどちらか一つでいいかも)
散々飲み食いして夜の帳の中を我が家へ。
その夜はホームカラオケで盛り上がったのであった。めでたし、めでたし。
(最近接触が悪いWiiUだがこの日はOK)