(あらすじ 初のブログ友との待ち合わせ場所は神田司町「あい川」。小雨がそぼふる中、夕闇迫る軒下でブログ友の登場を待つのはゆるふわその人であった)
やがて現れたのは、写真どおりのイケメンYさんである。
性別は、男だ。ちょっとだけがっかりしたような、安心したような気分である。
握手を交わしてビールとハイボールで乾杯、食い物を頼んでからは質問コーナーとなった。お互いに聞きたいこと、知りたいことが山ほどある。初対面だが初対面でない、という不思議な感じ。
原作を読んでから映画を見ると、「ちょっと違うよな~」ということが多いが、初めてのナマYさんは不思議なほど声とか表情も想像のYさんと寸分違わない。
(サザエ、鯛、マグロ、生タコのお造り)
ブログを拝見するとYさんとはいろいろ共通点が多いのだが、かつての私の部下(投資、宗教、政治活動勧誘はダメ、と言った人物)と仕事で面識があることが分かり、本当に驚いた。ちょっと古いが、
「インド人もビックリ!」である(ちょっとどころか50年前のネタだ)。
突き出し(カツオ煮、カニ、もう一品)
お造り
新筍煮
白魚から揚げ
ハイボール 2杯
ビール(中ビン)1本
芋焼酎(薩摩おこじょ)ボトル1本
しめて1万3000いくら、「あい川」、良店であった(もう一品食ったのだが思い出せない)。
2軒目はジャズバー「Gugan」へ。
こじんまりした店内にはマイルスデイビス kind of blue が流れている。
すっかり酔っ払った私は、Yさんの身体をぺたぺたやり始めた。どっちがホモなんだ。Yさんはニコニコとして酔漢をやさしくあしらってくれる。
マスターに「食い物は?」と聞くと、「ない」と言う。だったら貼紙残しておいてよ~。
「焼きそばとか夜食に作んないの?少し分けてよ~」とゴネだすと、
「おなか空いているならどっか行きましょう」とやさしくフォローするYさん。マスターも心の中で手を合わせていたことだろう。