ネタバレ感想 名探偵コナン 緋色の弾丸 コナンよく知らないのに最新映画を観に行ってきた話 | 玉と蝋石の雑種

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名探偵コナン 緋色の弾丸


※今回の記事は2003年以来見たコナンということで「僕のコナン遍歴」等、不要な自分語りの分量が多くなってます。そんなもんに興味がない!という方は飛ばしながら読んでください。


製作年 2021年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 110分
映倫区分 G

監督 永岡智佳
原作 青山剛昌
脚本 櫻井武晴
プロデューサー 近藤秀峰 米倉功人 石山桂一
キャラクターデザイン 須藤昌朋
総作画監督 須藤昌朋
美術 佐藤勝 福島孝喜 石垣努
色彩設計 中尾総子
撮影 西山仁
編集 岡田輝満
録音監督 浦上靖之 浦上慶子
音響効果 森川永子 横山正和
CG監督 松倉大樹 小岩寛満
音楽 大野克夫
主題歌 東京事変
アニメーション制作  TMS/V1Studio


あらすじ

4年に一度開かれる世界最大のスポーツの祭典「WSG ワールド・スポーツ・ゲームス」が東京で開催され、その開会式にあわせ、最高時速1000キロを誇る世界初の「真空超電導リニア」を開発することが発表された。しかし、世界の注目を集める中、名だたる大会スポンサーが集うパーティ会場で突如事件が発生し、企業のトップが次々と拉致されてしまう。そして、その裏には事件を監視する赤井秀一と、彼の指令を待つFBIの姿があった。江戸川コナンは、今回の事件と、15年前にアメリカのボストンで起きた「WSG連続拉致事件」との関連性を疑うが……。(映画.comより) 


予告編はこんな感じ。



近況報告

はい、2021年4月17日現在まだ東京の緊急事態宣言は解除されたままですが、今日の感染者数は759名とまたスルスルと伸びてきています。これはまた宣言出るだろうなということで映画館通いは今週で一旦終わりにします。また配信漬けの日々が始まることは残念ですが、こればっかりは仕方がない。


あとこれを読んだ未來の人に笑ってほしい話ですが7月開催予定の東京オリンピックはまだ中止が決まっていません。やべーよ、いよいよこち亀に出てきそうな展開になってるよ笑


なんとなくlyrical schoolのYABAINATSUを貼っておきますね



今作を観た理由

まぁそんなこんなで最後の映画館、何を観てこようかなと思った時、いつも「コナンあんま知らないから」と言う理由で観てなかったけど、コナン映画シリーズは日本の年間別映画興行収入ランキング を観ると大体10位圏内に収まってるお化けコンテンツであることから目を逸らしちゃイカン!この期に観なくてはと思いましてね...


あとは、コナン知識が2003年で止まってて赤井一家って誰?状態な僕でもこんだけメジャーな作品だったら受け止めてくれる度量はあるだろう、いやむしろこの一回きりの無知な状態で観るコナン映画体験こそ楽しめるはずという期待があったから、


最後に付け加えるならば主題歌を担当してる東京事変が好きだから、が今作を観た理由ですね。


上映回数がえげつない。まさにフル回転といったところでした。電光掲示板が見たことない感じになってて、運転免許センターで見た試験の合格発表を思い出しました。


僕のコナン遍歴

どうでもいい話ですが僕の名前がクドウシンイチ関係でして。ずっっとコナンネタでいじり倒されてきた人生なんですよ。初対面ではやれ「せやかて工藤」、「バーロー」でひといじり、サッカーやる時、スノボやる時にもとりあえずのひといじり頂戴してきましたわ。まぁアイスブレイクな名前として優秀にしてくれたことに感謝もありつつ面倒くせぇとも思いつつ、変な照れもあってコナンシリーズに深入りしないようにしてきたような気がします。


それでも2000年代に僕がいた小学校ではコナンはほぼ必修科目。映画で観たのかテレビで観たのかわかりませんが2000年「瞳の中の暗殺者」から2003年「迷宮の十字路」までは記憶に合って、特に近所のこども会で観た2002年「ベイカー街の亡霊」はかなり楽しかった思い出があります。


2003年以降は飽きたのか思い出せないですがなぜかコナンに全く触れてこないままここまで来ておりました。


感想

80点


今まで舐めててすみませんって感じでした。


アバンタイトルが終わるや否や、基本の基本工藤新一が江戸川コナンになるいきさつから今回の目玉、赤井一家の説明を異様なテンポの良さでカバー。これだけでコナン弱者の僕も最低限お話についていけるようちゃんと拾ってもらってるので安心しました。すごいスピードで説明されるのに内容はよくわかるっていう地味にすごいマジックが起こってましたね。


あとびっくりしたのはめちゃアクション映画だったってこと。ミステリー部分はかなりあっさりクリアしててるんですよね。その上で今の時代を反映した舞台「リニアモーターカー」「新国立競技場」が派手に破壊されるところを観せてくれるというね。クライマックスなんてリニアモーターカーが空を飛んで新国立競技場に突っ込むというお腹いっぱいすぎるアクションシーン...ド派手すぎてなんか日本のアニメ映画界、王道を行くのはコナンだ!という気概まで感じてしまい、図らずもこの場面ちょっと感動しました。


一方で、主犯探しの解決が携帯が壊れてる件と名前のアナグラムだけっていうのはさすがに味気なさすぎた気はするし、蘭の空手無双も観たかった...あとはクライマックス前の見せ場、狙撃した弾をリニアモーターカーと併走させリニアの減速と同時に車両を貫通させる超長距離射撃シーン、ケレン味はすごいけど磁力の影響を受けない銀の弾丸を撃ったのはわかったけど、逆に磁力の助けがない以上どこまでも真っ直ぐ飛ぶわけじゃないので弾は落ちるのでは?とか、狙撃の瞬間以外もエンジニアの井上さんが結構リニアが減速させてた気がするけどその時弾はどうなってたの?とかうまく納得できず、気になる点も少々あったけれど基本的には大満足でした。


これは良い悪いの話ではないけど、途中から正体を露わにする赤井秀一の声が思ったよりだいぶ渋かったんだけど年齢いくつなんだろう...


コナン知らなくても楽しめることがわかったので、また来年も観に行きたくなりました。



僕の観たコナン映画たち。

ベイカー街の亡霊もう一回観てみようかな

 



おしまい