いま支援級に通う小1娘![]()
最初に発達を指摘されたのは2歳の頃です![]()
保育園の担任の先生から
「娘ちゃんは先を見通すのが苦手です」
詳しく聞くと
・お散歩行くための決まった手順を忘れてしまう
→帽子をかぶる、次は靴下をはくなどの
毎日繰り返される手順が毎回抜ける
・皆がお支度していても、自分事ととらえず
好きなことをして遊んでいる
→周りの動きを見て気付けない、
プラスの声かけ、促しが必要
これを最初言われた時は
え、厳しくね…?
2歳だぞ![]()
そんなテキパキ動くわけなくね
?
でした。
保育園の方針が厳しめだったこともあり、
正直真剣には受け止めてなくて。
成長にともない、できるようになるだろ〜
って
軽くとらえていました。
その後、引っ越しにあわせて転園。
モンテソーリの園で、
のびのび自由に育つ娘。
けれどそこでも、担任の先生から指摘を受けました。
3歳のクラスでも、
4歳の年少クラスでも。
指摘内容は2歳の頃と同じ。
全体の指示が通りにくい。
場の流れについていけない。
今の状況をとらえられない。
そう言われても、親としては
「え〜?」って感じでした![]()
障がいがある可能性を示唆されて、
拒否感があったわけではなかったんです。
ただ、分からなかった。
私自身、他の子どもと接する機会が少なくて、
ひとりっ子の娘の成長しか知らない。
比較対象がいない。
だから、娘の発達を指摘されても
いまいちピンとこなかったんです![]()
そんな私たちに、転機が訪れます。
年少クラスの生活発表会![]()
娘のクラスはオペレッタと劇でした。
コロナ禍が落ち着きはじめた頃だったので、
私たち夫婦にとって久しぶりに見る娘の行事![]()
オペレッタの途中、
他の子たちが音楽を聞いてちゃんとやっている中
娘は急に思いついたように
「へんなうたーーーー!!!」と絶叫。
隣の子がシーー!とやってくれても、
娘にはピンときてない様子。
繰り返される場に関係のない言葉。
適当にうち鳴らされるタンバリン……![]()
そしてまた隣の子が「リズムちがうよ!」と
教えてくれる始末……。
やべーぞ![]()
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ええ、私は知っています。
彼女がなぜ関係のない言葉を叫んだのか。
それは当時大好きだった
アンパンマンの映画の台詞でした。
映画内で、登場人物みんなで楽器を演奏するシーンがあったのです。
ああ〜……、
映画のシーンを思い出したんだね。
だから「今」、関係のない台詞を発したんだね。
こういうこと、ずっと日常生活でありました。
場に関係のないおしゃべり。
噛み合わない会話。
脈絡なく始まる独語。
私はずっとその娘の姿を
幼いからだと思っていました。
小さいからまだ分からないだけなんだ、と。
でも違いました。
周りの子は、そんなことしない。
したとしても、娘と程度が違う。
これが先生が言ってたことか〜。
やっと腑に落ちた瞬間でした![]()
次回
「娘、病院に行く」の巻。