ディープな裏京都散策⑪ ~紙屋川砂防ダム内不法占拠住宅 《前編》 【京都市北区衣笠開キ町】 | OUTDOOR 番外地!

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いろんなディープなエリアのございます京都という町。

次は京都市北部の同和地区である楽只地区のさらに北、京都市内を流れます天神川が紙屋川と名を変える上流部に「紙屋川砂防ダム」というのが昭和28年(1953年)に建設されました。

華やかな古都、金閣寺のすぐ近くのそんな場所に、ダム建設直後から砂防ダム内の川べりには、在日コリアンたちの住む集落が不法に建設されたという。

以来60年以上に渡り不法占拠が続いているのだが、ダムを管理する京都府は長年見過ごし続けてきた、という経過があります。

しかし近年の豪雨・大雨災害により、ここも当然例外ではなく、西日本豪雨の際は水没してしまったのです。

というかここは砂防ダム内だからそういった水や土砂が溜まって当たり前の場所なんだが・・・

以前にもまして危険度が高まったということで、京都府がようやく重い腰を上げた格好だ。

住民からしてみれば「何を今さら・・・」なんでしょうが、空き家となっていた10数件は、この数年で撤去された模様です。

 

そのような歴史を持つエリア、それを少しだけお伝えします。

 

まずは全体を上から見下ろした画像を2枚。

中央に川が流れているのがお分かりかと思いますが、その両側は河原なんですよ。

本来、ただの河原も人が入り込むとこうも変わる・・・

 

そのエリアに入る道はわたくしの知る限り3ヶ所あり、川の右岸から2ヶ所・左岸からは1ヶ所と思われ、中に入ることができます。

まずは右岸側の入口の1つがこちら。

詳しい場所には触れませんが、右側の駐車場が大きなヒントになるでしょうか。

 

こちらを入って行くとフェンスに突き当たります。

 

フェンスにはこのような注意書きが・・・

府にすると、「不法占拠住宅」はあくまで「工作物」という表現になっているところにこだわりを感じますな。

 

このフェンスを右に向かうとすぐに住宅があり、現在もお住まいのようで玄関には表札が上がっており、ご夫婦と思われる名前が書かれていた。

ガスは当然通っていないでしょうから、プロパンになっております。

 

さらに奥にも家屋はあるのですが、深入りせずに引き返しました。

今度は突き当りを反対側、上流側へ入って行きましょう~

 

すると河川敷の建物を間近で見ることができます。

 

耕作地のようにも見える砂防ダム内!

 

このような細い路地を通っていくのですが、住民に会わないか、それはそれは恐る恐る・・・ でした。

 

そして左に曲がると通路は明らかに住宅の敷地内のようなところを通っており、これ以上先に進む勇気はわたくしにはありませんでした。

このベランダ下のような通路の左側にあるお宅は何件も並んでいるのですが、川原は裏庭のように使い・・・

 

2~3階建で反対側の高台に作られた道路側に玄関を作っているようですね。

 

耕作地に少し足を踏み入れましたが、絨毯のようなものが敷いてあります。

きっと足元が緩く、悪い状態なんでしょう。

 

こちらも先の方に窓の開いたお宅がありましたので、その手前で戻ったのでした。

 

戻りましてこの住居の裏でとんでもないものを発見してしまいます。

 

それはこちら!

 

拡大しますと・・・

これはトイレではありませんか@@

扉は半ば壊れ、こんなの使用してるんですかね?

汚物はどう処理してるのでしょう?

バキュームカーの入れるようなところではありませんし、まさか天神川へ直行?

 

いやぁ、酷いものを見せていただきました。

 

それでは後編へつづきます。

 

 

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