永下隧道! ~戦時下の毒ガス弾貯蔵施設へ 【青森県むつ市】 | OUTDOOR 番外地!

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2020年8月11日(火)の記録です。

 

恐山で空振りだったあと、戦時中の毒ガス弾貯蔵庫として使用されてた隧道へ行ってみた。

 

 

〓永下隧道〓

 

戦史研究家の研究によれば、「大湊海軍の毒ガス弾は、全て永下隧道に保管しており、終戦直前に60kgイペリット弾2000発が保有されていた」と記述されている。 

旧軍関係者(元海軍一等水兵)の証言として、「終戦時に大湊航空隊の爆弾類処理班員として爆弾類の確認や処分作業を担当した。

特殊爆弾(毒ガス弾)2000個がずい道内弾薬庫に保管されていたが全部がイペリットではなかったと思う。

毒ガス弾は、糜爛性、クシャミ性、催涙性の三種であったと思う。

そのうち、糜爛性(イペリット)は、約500個 と記憶している。

毒ガス弾は、愛知県豊橋市の海軍工廠より配布されたものである。

なお、三沢爆撃隊にも若干配置されていたと思う」と記載されている。

 

以上、環境省の資料による。

 

 

昨日のやり残したミッションはこちらでした。

国道より分岐し、「永下」という標識の方へ進んでいきます。

 

このような1.5車線路です。

 

やがて左手に道が分かれまして・・・

こんな風に駐車。

 

すぐ後ろには・・・

 

永下隧道が口を開けておりました。

 

大湊側は以前は鍵が開いていたようですが、今ではしっかり施錠されており、入る余地なしでございます。

 

一応中の画像だけ収めておきましょう~

 

車へ戻ります。

 

では反対側、永下側へも回ってみましょう~

こちら、場所はこのあたりになります。

 

この先にあるはずなんですが・・・

 

やはり・・・

 

見えましたね~

 

こちらもしっかりゲートが施錠されております。

そして手前から5cm以上の水たまりとなっております。

 

しかしこちら側、よく見ると・・・

金属が1本錆びて折れてしまっていますね~

 

ハイッ、侵入成功ですw

 

ここは長靴を履いてきて大正解でした。

もう二度とこの電灯がつくことはないでしょう~

 

隧道内の足元は初めの10mが水没しているほかは決して悪くはありません。

 

本当は大湊側まで歩けばいいのでしょうが、腰の状態が良くなく、ここでも中途半端に引き上げです。

 

帰りに気付いたのですが、一番端は2本、パイプが折れてますね~

 

そこから楽に脱出成功です。

 

戦時中はこのあたりも軍事車両でごった返していたことなんでしょう~

往時の画像があれば見てみたいのですが、それを想像しながら見ているのもいいもんですね~

 

では下北半島を後にします。

 

 

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