脆弱 | 夫の浮気からどのように這い上がるのか?私の生きる道模索中
私にとって、夫の「帰るよ連絡」は重要である。浮気中、夫は帰宅時に連絡をしなくなり毎晩女と電話していた。

昨晩は深夜0時を過ぎても連絡がなかった。
これだけで、激しく動揺する自分を知ってしまった。

当然何度も私から電話したが、繋がらずもはやパニック。
0時20分を回った頃、やっと夫からの折り返し着信。

「ごめん!仕事終わらなくてギリギリ終電だったから走って乗車して疲れちゃって、座ったらすぐ寝てたみたい。今最寄り駅(終着駅だから寝過ごさず助かってます)着いて起きた!すぐ帰るからね」

申し訳なさそうな声だった。その後ろで駅のアナウンスがホームの喧騒と共に反響していた。

電車で本当に疲れて寝たのだろう。やましいことなどないのだろう。

しかし帰宅の連絡がないだけで、ひどくかき乱される心。
まだまだ癒えない傷を物語っていて…それが、恐ろしくて悲しかった。

夫が帰宅しても、私は下を向いて座り込んでいた。

私は脆い、こんなにも弱い。


帰宅した夫は私の出した夕飯を「美味しい美味しい」と笑顔で頬張り、
「この肉は良い肉だね、柔らかい」と嬉しそうに語った。

思い出したように通勤バッグを探り「今度3人で水族館に行こうと思ってさ」と少々照れくさそうに水族館の前売り入場券を手渡してきた。

それをなくさないように大事にしまう私を見ながら、夫は娘の寝顔を愛しそうに撫でていた。

「今日は離乳食何あげた?どこかお出かけした?誰か遊びに来てくれた?」毎日知りたがる夫。

私は、いつのまにか機嫌良く答えていた。


これでいいのかな今は。
弱くて脆い自分もちゃんと表現して受け止めてもらおう。強がりや意地は捨て去ろう。

そして、しっかり夫の懐に居座ってやるんだ。