ウィリアム・モリス展レポート
昨日9月14日から府中市美術館では
『ウィリアム・モリス 美しい暮らし』
ステンドグラス・壁紙・テキスタイル
が開催されています。
高校時代、デザインを専門的に勉強し始めた頃、
デザイン史かデザイン技術の授業で最初に憶えたのが
このウィリアム・モリスであり、
大学のタイポグラフィ(文字デザイン)の授業でも
モリスの手掛けた本が教材に使われていたことを思い出しました。
その後の私の仕事やデザイン活動が「文字」のデザインを軸に広がっていった
いわばそのきっかけとなったクリエイターといっても過言ではありません。

そのキャッチコピーも「いちご泥棒、現わる」。
ウィリアム・モリスの作品の特徴は、
自然をとことん観察して表された生命力溢れる写実的な表現と、
パターン化された伝統的文様が見事に融合した独特のスタイルです。
このコピーの意味は、そもそもこのポスターにも使われている
有名な「いちご泥棒」という作品がやってきたという意味と、
この作品の中のイチゴ畑にやってきて実をついばむつぐみを指す作品解説の意味が
込められており、謎解き的に美術館へ誘い込もうとする実に秀逸なコピーです。

通常、美術館では絵画、彫刻、現代美術などの
作家・作品にフォーカスした展示が主流ですが、
このウィリアム・モリスは、額に収まった作品の制作者ではなく
「生活を飾る」芸術を創出する19世紀英国のクリエイターとして、
その作品も壁紙だったりラグだったりと
ふだん私たちが生活の中で触れているものばかり。
なので本企画はとても珍しい、「生活と美術」をコンセプトとする
府中市美術館ならではの興味深い企画展となっています。
作品そのものはここではご紹介できませんが、
展示自体もモリスがつくった壁紙デザインそのものが使われているので、
会場全体がモリスワールド
120年以上も前にモリス自身が手作りしたラグの現物やインテリア、
さらにステンドグラスの部屋等もあって見応え十分です

そしてもうひとつの魅力は、ミュージアムショップからも溢れてしまった
モリスグッズの数々。
「美しい暮らし」をめざしたモリスなだけに、
これであなたも美しい生活が待っています!

最後に、図録もまた美しい。必見です。
☆ ☆ ☆
もうほとんど美術館の宣伝スタッフのようになってしまいましたが、
それだけ興奮してるということで、、、すみません。。。
当展覧会は12/1まで開催しています。
ぜひご高覧ください。
基地跡地
9月の議会(平成25年第3回府中市議会定例会)も中盤に。
今日は私が所属する基地跡地対策特別委員会が開かれました。
当委員会では浅間町にある元米軍の府中基地跡地と、
調布・府中・三鷹にかかる調布基地跡地に関わる件について審議する場で
私は会派(市議会公明党)で決めている担当地域(市の北東部)の中に
たまたまこの2つの基地を抱えていることから、
会派代表として継続的にこの委員会に所属させていただいています。
いずれの土地も国(財務省)や東京都への要望や、
三市の協議の中で決定して行くものであるため、
当委員会では府中市としての意見・要望を集約し、
市のメリットや、市民に喜ばれるものとなっていくよう
方向付けしていかなければなりません。
とはいえ独自に進めることはできないわけで、
時間もかかれば、ひたすら忍耐も要求されるカテゴリーでもあります。
特に調布基地については広大な土地を都や3市とも分け合っていることもあり
紛らわしいのか市民の方から誤解される場面も度々あるので、
一度整理してお伝えしなければと思っていました。
今日は夕方、味の素スタジアムに行って案内掲示板を見つけたので、
これを使ってピンクで色づけをしてみました。

ご覧の通り、調布基地跡地は既に、
調布空港(大島・新島・神津島便ほか、間もなく三宅島便も就航)、
スポーツ施設(味の素スタジアムなど)、
学校、病院、福祉施設、陸運施設のほか、
第7機動隊の拠点も間もなく完成予定。
半世紀に及ぶ時を重ねて跡地もほぼ埋まりつつありますが、
上のマップのABCの地点が、
最近の委員会で報告される機会が多いところです。
(色付け部分は大まかなイメージです)
Aは「土地整備用地」と呼ばれ、
魅力的な景観を担保した生活利便性の高い地域の拠点として、
店舗を中心にビジネスや住宅から形成される土地利用の整備方針が
既に打ち出されており、現在は掘削などで
基地の地下構造物調査や遺跡発掘などの作業が行われています。
本日の報告では、旧石器時代~縄文時代と思われる
石器製造の遺跡が見つかったとのことで、
今しばらく調査に時間がかかるようです。
Bは本来、都の下水道処理施設の建設が予定されていた土地ですが、
東京都からこの部分は使わない意向が示されたことを受けて、
府中市として給食センターとレスキュー隊が加わった消防署白糸台出張所の
移転先としての利用が予定されています。
このAとBが混同されがちです。
Cは今回の東京国体のメイン会場にもなる味の素スタジアム西側に隣接の
昨年完成した陸上競技場を含む「武蔵野の森総合スポーツ施設(仮)」。
最大11,000人収容の大アリーナをはじめ小アリーナとプールからなる
国際仕様の屋内競技場が、4年後のH29年めざして建設が予定されています。
東京では国立競技場~神宮エリア、駒沢エリア、有明エリアに続く
「4つ目のスポーツエリア」の位置づけとうかがいました。

また、7年後の東京オリンピックでは多摩地域で唯一会場となる場所でもあり
新聞等で報道されている通り
・サッカー予選(東京スタジアム)
・近代五種※→(東京スタジアムと新施設)
・自転車のロードレースのゴール地点(武蔵野の森公園)
※水泳・馬術・ランニング・射撃・フェンシング
の競技が開催予定となっています。
7年後という、国や自治体や企業にとって
動かぬ具体的な共通目標が新たに設定されたと同時に、
国民、都民、市民にとっても意識するしないは別として
ひとつのきっかけや目標やメーターとして
新たにセットされたのではないでしょうか。
議員は任期が4年という特殊なスパンの中で生きているので
7年後といっても公言できることは何もないわけですが、
まずは今期の中で、今の立場で、
オリンピックという社会の目標に向けて
自分のいる地域を、この府中にどう貢献したらよいのかを、
身の回りのみなさんとの対話を通して思索を重ねて行きたいと思います。

とはいえ、先々のことも大事ですが
目の前の課題解決も忘れてはならないということで、
基地跡地周辺の剪定・草刈りもお願いしております。
一部完了しております。
府中基地周辺も、特に美術館周辺は
美観も意識していただきたいと重ねて要望させていただきました。
祭×祭×祭。
今朝は、東京オリンピックの開催が決定したことで
日本中が盛り上がった1日でした。
と同時に、府中市では市民体育大会、芸術祭が開幕、
そして地元の下染屋では例大祭が盛大に行われ、
まさにお祭りづくしの1日でした。
☆ ☆ ☆
オリンピックといえば、
1964年東京オリンピック、
1972年札幌オリンピック、
1998年長野オリンピックに続く
日本では4回目のオリンピックとなります。
今日の地元のお祭りでも、
「東京オリンピックの時にここでマラソンを応援していたのを憶えている」
という地元の方のお話を聞きました。
半世紀とはいってもそんな昔ではないんだと実感しつつ
再びこの地で開催されることになったことを噛み締めました。
私もまたオリンピックとはなぜかご縁があり、
セイコーエプソン在職中、1994年のリレハンメル冬季五輪には
バイアスロン競技の計時支援で現地へ。
また、その4年後の1998年の長野冬季五輪では
地元開催(当時長野県民)ということで、
友人のアテンドや、自分も当時プレーしていたアイスホッケーの
待望のドリームチーム来日と、その観戦に狂喜乱舞しかけずり回り。
さらに10年後の日本コカ・コーラ在職時には、
2008年北京五輪への24時間弾丸ツアーのサポートで
現地へ行かせていただきました。
いずれも忘れることのできない、国境や立場を越えた熱い交流ができた
貴重な経験であったことは言うまでもありません。
今回日本での4回目の開催は、自分にとっても4回目の再会。
近所の味の素スタジアム周辺も整備されて会場になるということで、
自分がどんな風にその時を迎えるのかはまったくわかりませんが、
あらためてオリンピックとの縁を強く感じた1日でもありました。
いずれにしてもこれをきっかけとして、
復興に、防災・減災に、経済再生に、
さらなる拍車がかかってくれることを願って止みませんし、
また、今の自分の立場からも
やれることをしっかり見極め、動いていきたいと思います。
「デザインで創る」~安心して認知症と暮らせる社会~
英国の国際文化交流機関・ブリティッシュ・カウンシルが主催するセッション
「デザインで創る」~安心して認知症と暮らせる社会~へ参加してきました。
世界の共通課題である認知症。
もっと安心して暮らしやすいものにするために
デザイン的視点からのイノベー
英国デザイン・カウンシルのカミラ・ブ
デザイン・カウンシル の紹介、英国保健省との共同事業や
その他進行しているプロジェクトについての紹介を。
また、NPO法人 認知症フレンドシップクラブ代表・徳田雄人氏から、
今後迎える超高齢化意社会に求められるのは、
施設整備や医療体制以上に、認知症の方にとっての日常生活を支えるしくみや
サービス、商品を創造していくことが必要とのお話を伺いました。
新しいアイデアなどを周囲の方とディスカッション。
私も議会の一般質問や地域の認知症サポーターとして関わっている立場から、
予防と早期発見という角度でのアイデアが必要なことや、
「認知症」という名称そのものの見直しなどについて
提言させていただきました。
新しい出会いなど、得るものが大きかった夜でした。
乗り越えられるものと確信しています。
ブランドラブ(2)〜市民相談〜
暑い8月となりました。
車や電車の車中ですらも熱中症の危険性があるようです。
酷暑の中、長い旅路となる帰省やレジャーにはくれぐれもお気をつけ下さい。
「かくれ脱水JOURNAL」http://www.kakuredassui.jp/findout5
☆ ☆ ☆
さて、またしても久々の更新です。
参議院選挙から3週間、日々御礼と各種行事と、
これまでお寄せいただいていた多くの市民相談や地域要望などに
全力であたらせていただいています。
選挙中も訴え続けてきた「小さな声を、聴く力。」は、
選挙でのキャッチコピーではなく、
私たち公明党議員の日常活動の根幹を成す大切な活動の柱であり、
この現場で発見したものが議会での論戦に発展したりもします。
要望の内容も、
道路の穴埋めや(市への要請)
樹木の剪定(市への要請)、
蜂の巣の除去(自分で、、、)などといったものから、
まちづくりに関わる課題や企業・団体からの提案、
生活や人生に関わるプライベートな課題解決まで、実に多岐に渡ります。
この7月から今日に至るまでの間にも40件を越えるご相談をいただきました。
すぐに解決できず、いろんなアプローチを繰り返したり、
自分の持ち味でもあるクリエイティブシンキングで臨み、
解決、理解、納得など着地点も様々。
中にはご期待に添えないこともあり、自分の未熟さも痛感しつつ、
今後の活動に活かしながら
解決に向けて引き続き対応を続けているものも少なくありません。
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昨日家族で行った横浜「カップヌードルミュージアム」で見つけた
創業者である故・安藤百福氏のことば。



















