四角で囲んだとこがAmplitube3の肝、マイクの位置決め部分です。
現実世界のように、キャビネットのコーンに対してどの辺に置くか、どれくらい離すかが調整できます。右の四角い枠の部分で二本のマイクのブレンド具合を決められます。
SM57一発じゃ!という方は2番のマイクをオフ(MIC Modelから無しにできます)にしてMIC Blendのスライダーを1の方に振り切って下さい。1の方に振り切らないとレベルがおかしなことになりますので。
マイクの位置決めはまた、今度詳しく。
中央右の丸の部分、ここでアンプの鳴っている部屋、空間の調整ができます。
音の広がりの幅、残響具合です。LEVELを時計回りに上げてくと残響が増えていきます。
10時超えた辺りからほぼリバーブとなります。
0だとデッドな状態になりますので、後々のミックスのときのことを考えて丁度良い響き具合に調整してみて下さい。
以上!
次回未定!
でわでわ!
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Amplitubeでのマイクの設定(Cab)の解説はこちら
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やっと更新するAmplitubeのブログ。
ちなみに、今のところギター録音とベースは全部Amplitube3です。
Guitar Rigは音はそんなには悪くはないけど好み!って感じではない。あとProToolsで使う場合AudioSuiteがないのでRTASでモニターしながら生音で録って、後からアンプサウンドに書き換える場合Bus送りして実時間でトラックに流し込みしないといけないのがめんどくさい。
Eleven Rackは音は好きです。アンプサウンドと生音を同時に録音して、生音を後からリアンプ(ProToolsの生音をEleven Rackに送ってエフェクト音をProToolsで録音し直す)できるのは画期的。けど、やっぱり実時間・・
でもEleven Rackは音良いですよ。
Amplitubeに戻りまして。
前にも書きましたがAmplitube3はAmplitube2の時代から引き継ぎのアンプ、キャビネット、エフェクター、その後リリースされたMetal、ジミヘン、別購入でFender、Custom Shop制になってからの公認のSoldanoとかOrengeが混在しています。
2を使ってない方はどのモデルが2なのか分からないと思いますが・・2からの引き継ぎモデルはあんまり音が良くないです。
と言ってもオレの好み的な問題もあるのですが、2からのアンプ、キャビはだいたい音が細い、カリカリした感じです。といいつつ、今回画像で使っているBritish Tube Lead 1は2からの引き継ぎモデルです。
2以降のMetal、Fender、Custom Shopから購入できるSoldanoやOrengeはモデリングに力が入っている!という感じで音よろし、です。
あとね、Amplitube3は普通のアンプシミュレーターに比べメモリの消費が半端ないです。普通は多くても100MBくらいですが、Amplitube3は400MBくらい消費します。
32ビット起動のDAWだとドラムのソフトシンセとかの同時使用だとすぐにメモリいっぱいになってアプリごと落ちる確率高いので32ビットDAW上でAmplitube3を立ち上げる場合は必ずファイルを保存してからにして下さいね。
ちなみに64ビットだと、Logic Pro9はフリーズすれば8トラックくらい立ち上げても大丈夫です。CUBASE6はフリーズしても4~5トラックでCUBASEが不安定になるので多様は禁物です。ファイルベースで書換えてしまえばOKです。CUBASEはファイルベース書換えしても戻れるしね。
でわ、使い方第一段
超基本だけど重要な部分だ!
まず、Amplitube3の前にお使いのオーディオインターフェイスでHi-Z端子にギターを接続してインプットレベルを調整して下さい。
最大レベルでギターを鳴らして赤ランプがついてクリップしないように~
ローコードのEをかき鳴らして、6弦の7フレットのBをパワーコードでミュートして強めにピッキングしてクリップしなければOKかと。
6弦の7フレットのBをパワーコードはオレの経験上ローコードEより入力レベルが高い場合が多いです。
ギターソロだけ録音するときは少しインターフェイスのゲインを上げてもいいかもだけど、そこまでこだわる必要ないかもです。
最大レベルでクリップしないように設定したら、そこで固定していつでも同じ入力レベルでインターフェイスを待機させてた方がいいかなと。
一番重要なこと!上写真の右の赤丸のOUTPUT LEVEL!これは絶対赤く点灯してはだめです。ここが赤く点灯してしまう状態だと即デジタルクリップしますので~
アンプによってだいぶ音量が違うのでここはこまめに設定が必要です。
結構余裕もって低めに設定しています。
続いて左側の赤い丸、INPUT LEVEL、ここにもメーターはついていますが、点灯したままになるクリップインジケーターはありません。マニュアルでもあんまり深く触れられてませんが、ここ結構重要。
OUTPUT LEVELとは違い、INPUT LEVELの方にはAmplitube内部へ入る時のヘッドールーム(デジタルクリップしない余裕の幅)が大きく取られています。
なので、求める音によってはがんがん赤いとこまでメーターが振ってもだいじょぶです。
まあ、ハムバッカーピックアップだったら0dBでOKかな。シングルコイルだとアンプによってはあまり歪まないものもあるので+3dBとか+6dBとかに設定します。
がんがんメーター振っても問題はないですが、あまり突っ込みすぎるとスポンジーな柔らかめな音になる傾向がありますので、GAINとVOLUMEを調整しつつ歪みが足りないときに上げて下さい。
右の赤丸がクリップ状態です。だめです。
上の赤丸で囲んだQUALITY部でAmplitube3の音質とCPU消費の調整ができます。
アンプシミュレーターはCPU負荷高いものが多いですが、メモリと同じくAmplitube3はCPUの消費も重量級ですのでDAW内で使う場合はMIDくらいのがいいかな。
かけ録りする場合、もしくは生音からアンプ音にバウンスする場合はHIに戻すといいかと。
左下にある「PREFS」でアンププリ、キャビネット、エフェクター等、個別に調整もできます。
全体的に高音質にしたいけど、スプリングリバーブは使わないとかエフェクターは使わないという場合はここからオフにできます。