芋焼酎 六代目百合はこうしてつくられる  7 | 地酒、焼酎、ワインが好きな大阪 茨木の酒屋社長Blog

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昨日紹介したタンクの種麹がついたコメをいれて発酵させていきます。

1週間から10日ほどかかるでしょうか。
発酵する過程で熱を持ちます。だから画像のような白いホースから
水を通して風車のような4本のフィンでタンク内を冷やして温度調整をするのです。

温度が上がりすぎると麹がダメになりますし、下がりすぎると発酵しないのです。

だから、タンク内の温度管理は酒蔵にとっては死活問題なんです。

塩田酒造のこだわりですが、このタンクも特注です。

一番下の画像を見てもらうとわかりますが、白いホースがタンクに突き刺さってます。
これは、タンクの壁の中に冷却水が通るよう工夫されタンクの壁にも温度調整できる
機能をもたしているのです(驚)

つまり麹が発酵する過程での温度調整をタンクの壁側と中のフィンと
両方から仕込みの温度を調整する手の入れようです。

ついでにいいますとこの温度をコンピューターで24時間監視してます。
塩田さんと飲んで夜中になっても、塩田さんの横にあるパソコンには
各タンクの温度が表示されてますので私は酔ってますが塩田さんは
チラチラと温度を意識されてます。

この仕込みには各酒蔵さんのこだわりがありまして
このタンクのかわりに陶器の甕で地中に埋めて仕込む「甕仕込」といった
手法で酒をつくる酒蔵さんもあります。

これも、温度を一定にしたい。温度を上げたくないといったことから
先人たちの工夫の一環だと考えられます。

塩田さんの考えはこの1次仕込みはデリケートなので
できるだけ温度をコントロールしたいということで地上で
しかも温度変化に対応しやすい頑丈でメンテナンスのしやすい
ステンレスのタンクを採用しています。

 



タンク内全般を発酵させるため竹の棒で定期的にかき混ぜます。

 


これぐらいさらさらだったタンク内が粘土質のような麹が出来上がってきます。

 
 


1次仕込みようのタンクです。
次の2次仕込みの際、順番に一つづつタンク内の麹を2次仕込み用のタンクに
ポンプで移動させ水と念願の芋と合体させて2次仕込みに移る作業になっていきます。

 

移動させた空のタンクはきれいに清掃された後、昨日に紹介したコメを移す
作業をし発酵させる過程を繰り返していきます。