お見事、優勝 | 地酒、焼酎、ワインが好きな大阪 茨木の酒屋社長Blog

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はー、連覇で良かったですね。私は久々に緊張と興奮で頭に酸素が回らない。今完全に頭痛ですわ。

イチローは最後の最後に仕事ができたし、ピッチャーは岩隈も含めて世界1のピッチャー陣やし。色々検証するところはあるけど、まずは最高ですね。

ちょっと感じたことを書くと・・・

雰囲気
やっぱりイチローキャプテンの最初一人相撲みたいに見えたが、準決勝の川崎の活躍からかチーム一丸さが高まっての決勝で良かった。最後のイチローの決勝点がまさにそれだと思う。

ピッチャー陣
ほとんど文句はなし、しいていえばリズム感のあるピッチャーが攻撃のリズムも作るように感じた。それと球種が日本投手陣は多くて、どの球種でもストライクを取れるのがいいように思う。

松阪は昨日のように悪いながら、一発の連打を浴びにくくなった。前ほど三振で押さえずに打たせて取れるような技がでてきた。

ダルビッシュは抑えのスタートは先発だからしょうがない。それよりも低めの伸びのあるボールがやっぱり外国でも通じるのと、変化球のきれもいい。

岩隈、今回のベストピッチャーでは。さすが苦労して沢村賞をとった男。自分のリズムと雰囲気で低めとコントロールで相手打線を打ち取るのは野手陣にとっても打撃へのリズムに繋がる。

中継ぎは各自特色だでて良かったね。マー君も思いきっりがいいし、涌井や杉内、など全員がいいできでよかった。気になるのは藤川かな?まっすぐが伸びないらしいけど、やっぱり年齢と疲労からくるピッチャーとしての転換期の年になってるかもね。松阪にしろ、岩隈にしろ、一度通る道だろうけど、速さだけではちょっと今年はしんどくなるかもね。経験で今年はやれていけるけど、球種の幅を増やしていく時期になったんだと思う。

真っ直ぐとカーブ、フォークだけみたいな、野茂や佐々木みたいな化け物ピッチャーもいるが、やっぱり、最近のデーター野球や緻密さを重視した野球には球種の幅が必要とされてるのは、今回の野球で立証したように思う。力対力みたいな戦いだけでは、正直しんどい。ある回とか、あるシチュエーションのときには力が物凄く有効になるときはあるが、やはり球種の幅というのは、今後必要なんだと感じさせられた・・・

攻撃陣
それぞれ試合や大会にはラッキーボーイがいるが、これほど、試合毎で代わる大会もなかったように思う。全体通してよかったのは青木ぐらいで・・・ただ、左の真っ直ぐが早いピッチャーには、全体弱い。左打者が多いのでしょうがないんだけど、そこが気になるとこかな?福留、小笠原、阿部はちょっとあってなかったかなー、右はまんべんなくといいたいけど、バントの失敗が特に目についたかな・・・

采配
これは、結果優勝だから、いえた義理ではないが、どうしても前にも書いたように不満が残る。短期戦の割には、まってまっての采配が私には合わない。それが原監督の持ち味と言われればそれまでだが、結果オーライのとこも多い。というか、ここまできたら選手を信じて・・・て具合に攻め込まれ手が打ちづらい状況になってるような気がしてしょうがない。

今日も10本以上ヒットをうって9回で3点はあまりにも稼働率が悪い、この試合に限ったことではないが、それの反動がピッチャーに全部振りかぶってくるような感じ・・・今日は先手が日本でよかったが・・・4度ほどビックイニングのチャンスがあったにもかかわらず、チャンスをものにできずに最低の1点を加算していったのは、ちょっと辛い。

とまあ、そういったものの見事優勝だし、そんなに野球が簡単にうまくいくスポーツではないから、こんな推測や検証ができていい酒のツマミになるのだろう。とりあえずは、サムライ日本最高、おめでとう!!