ワクチンパスポートについて | RIVIED-ARTS STUDIOに棲むAIZENのなんか日々デスマーチ的なアレやコレや。

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RIVIED-ARTS STUDIOに棲む、どういうわけかほぼ日々デスマーチがデフォルトのAIZENが、たま~~~~~~~~~に、ふらっと、何かしら更新します。
ネタがある時は更新する余裕がなく、逆に更新する余裕がある時はネタがない……はい、まぁ、よくあるヤツです(笑)

コロナ騒動が始まって以来、けっこう長らくこのブログも放置してしまっていた(^^;)

 

コロナ関連に関しては、当初からあえて静観の立場をとっていたのだけれど、さすがにあまりにも目に余る事態になってきたというのと、いろんなしがらみで本当に言いたいことを言えないたくさんの人がいる現状が見えるというのとで、最近はまったく一文の得にもならないけれど重い腰を上げてFacebook等でいろんな記事を書いたりしている。本当はTwitterにも載せたいこともたくさんあるのだけれど、なにぶん文字数ががががががが………という"短い文章書けない病"である僕のいかんともしがたい問題でTwitterに載せられていないこともたくさんあり、

「それじゃ、ブログに書いてリンクはるか!」

と、これまたやっと重い腰を上げるにいたったわけです(笑)

 

そんなわけで、これまで他のところに書いた記事をこちらに再掲載することもあるかもだけれど、まずはワクチンパスポートについてFacebook上に昨日書いた記事をこちらにも。

 

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まずはこちらを見ていただきたい。

 

 

これは、「ワクチン推進派だから賛成」とか「ワクチン反対派だから反対」とか、そういう単純な問題でもない。
僕はワクチンを推進も反対もしない。が、よほど特殊な条件を出さない限り、ワクチンパスポートのシステム導入は、絶対に、いかんと思う。

正確には、「もっといい解決策はあるのに、それをせずに、本来とても大事であるはずのものを踏みにじってまで断行する次善策に走るべきではない」というのがより正確だろう。

ワクチンパスポートが導入されて、それによってもしいろんなお店が普通に営業できるようになって、そしてお客さんが普通に利用できるようになるなら、多くの人にとってワクチンパスポートは希望の光に見えるかもしれない。

けれども、実際導入されたらどうなるか?

ワクチンパスポートが導入されれば、事業主側としたら、例え事業主が本来ワクチンパスポートに賛成じゃなくても、現実的に、ワクチンパスポートを導入するしか道はほぼなくなる。今、本当は必要じゃないと思いながらも数々の無駄な感染対策をしなきゃいけなくなってる事業者がたくさんいるのと同じことが起きる。

また利用者側としたら、ワクチンパスポートがないといろんなサービスが利用できなくなるなら、本当は打ちたくないと思ってる人までワクチンを打たなきゃいけないケースがたくさん増えてくる。

「いやいや、そこは任意だから。ワクチンパスポートをお店が求めるも求めないも、ワクチンを打つも打たないも、自由だから」
なんていうのは、現実を無視した詭弁でしかないだろう。今、本当は不要と思いながら周りに合わせていろんな対策を仕方なくやってるお店や個人がたくさんいるのを見てもわかるように、自分の利を無視してでも意志を貫ける人やお店なんてほとんどないだろう。

つまり、「自由」という皮をかぶった「現実的な強制」が始まる。

何度も言っている事だけれど、ワクチン接種というものは、誰もが納得する本当の非常事態でもない限り、打つも打たないも絶対に個人の自由であるべきだ。なぜなら接種にはメリットもデメリットもあるし、そのどちらを取るかは個人の生き方の問題だし、個人個人の状況によってメリットデメリットの影響具合も違うし、何より本人自身以外誰もその選択に責任を負えないから。

さらに言うなら、「ワクチンが感染を防ぐことができるのかどうか」という点においては、そんなことはないという科学的根拠も実際あるくらいなので、「ワクチンを打った人なら感染してる可能性は低いから普通にお店を利用しても大丈夫」っていう理屈自体にあまり説得力もない。

「いやいや、別に完全なものを求めてるわけじゃない、多少でも感染拡大の可能性が減るなら、やったほうがいい」という人もいるだろう。

だけど、その「多少の可能性」のために、「メリットデメリットを自己責任で判断して選択する」っていうとても大事なものを強制的に奪ってよいのだろうか?

僕の答えは、「否」である。


このコロナ禍というものを終わらせるために、本当の意味で一番いい方法は、ただただ、普通にすること、過剰な対策を全てやめ、ただ普通にすればいい。それで問題なく解決する。

だけど、現実的には、コロナを過剰に恐れるようになってしまった人達にとっては、それでは全く納得いかないだろう。

だからワクチンパスポートのような形で、何かしらの「納得できるカタチ」を作らないと、非常に悲しいことに現実的にはどうにもならないのかもしれない。

だけどそのために払う代償が、個人個人が当たり前に持っているべき生きるための選択権の剥奪では、つり合いが取れているとは全く言えない。

何度も言うがそもそもワクチン接種にはメリットもデメリットもある。

さらに今回のワクチンに関しては今までとは違うシステム故に以前のものより今はまだグレーなことも多い。

何もワクチンを全否定するわけではないから、打ちたいと思う人は打つのは全然よいと思う。

だけど少なくとも、半強制的に、全員が打つことを強いられるものでは、絶対にない。


今、文字通り命に関わるレベルで、廃業の危機と戦い続けている事業者の人はたくさんいる。

文字通り命に関わるレベルで、仕事がなくなってしまって困窮している人もたくさんいる。

過剰な「対策」のせいで起きてるこういう問題を解決するにはワクチンパスポートは有効な手かもしれない。

だけど、そもそもが過剰な対策のせいならばその過剰な対策をやめればいいだけだ。

だけど、それを過剰だと思っていない人にとってみれば、それは納得できないことなのだろう。


ルーマニアではワクチン接種政策をやめ、イギリスの公衆衛生庁では『12〜15歳の子どもへの新型コロナワクチンの接種を一部のケースを除いて一律に推奨することはしない』という内容の発表をし、アメリカのフロリダ州ではワクチンパスを企業やレストランなどが客に求めた場合、最大で5000ドルの罰金を科すという発表もあった。

 

 




けっして単純な問題ではないし、いろんな観点から見たら悩む要素はたくさんあるが、そのうえでも、僕としては、ワクチンパスポートの導入は反対である(´_`。)

 

 

Aizen