グラスホッパーの眼 -14ページ目

グラスホッパーの眼

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アメリカは変革を選択した。

対テロ戦争を主導したブッシュ政権がもたらした混沌から

の脱出を初の黒人大統領へと賭けた。


世界も「ブッシュ疲れ」があった。

イラク、アフガンは先の見えない泥沼に陥ったままだ。

世界もオバマの「変化」という言葉に期待を込めた。


人種の壁は超えられたのだろうか?

私は「とりあえずの様子見」でオバマに投票したアメリカ市民は

多いと思っている。期待したどおりの変化をオバマが実現できなければ

彼らは手のひらを返して批判に回るだろう。


また変化を好まない人々や黒人指導者に不満を持つ者もいるだろう。

過去のアメリカではキング牧師にせよ、ケネディ大統領にせよ何らかの

変化をもたらしそうな存在が消されてきた。暗殺の危険もある。


オバマの変化は波乱に満ちている。


音楽プロデューサーの小室哲哉が詐欺容疑で逮捕された。


衝撃のニュースだった。小室の音楽はまさに青春の歌だった。

90年代は私はちょうど学生時代でいつもTRFや安室奈美恵や華原朋美

の曲を聴いていた。


その青春を汚された思いだ。90年代をピークに小室人気には陰りが見え始めていた。

このままでは忘れ去られてしまう。そんな焦りがあったのかもしれない。


だから、世界進出に賭けたのか。しかし、音楽の才能はあったが事業家としての才覚には

恵まれなかったようだ。事業は失敗し、多額の負債を抱え込んだ。


人気の移ろいは自然なことだ。こんなはずではないと小室は己の才能に溺れてしまったのだと思う。

人気は落ちても音楽は確かにいいものばかりで人々の記憶に刻まれていた。


それだけに残念だ。

北京オリンピック柔道金メダリスト石井慧が総合格闘技への転向を決断した。

自分の強さを試したいという格闘家しての純粋な思いが石井を突き動かしたのか。


過去にも柔道界から格闘技への転向はの例はあるが21歳というのは極めて異例だ。

もったいないとも思うが、柔道という狭い世界では満足できなかったのかもしれない。


石井本人の人生だから他人がとやかく言うことではないが、気になることがある。

石井の言動には礼節が余りにも欠けていると思う。ここまで強くなれたのは自分一人

の力だけであるかの様な言動が多く周囲への感謝というものがまるで感じられない。


どんな名選手も才能だけで強くなれるわけではない。産んでくれた親があり、師がいて、友人がいて

その他多くの人の支えがあって栄光をつかんできたのだと思う。

それは柔道でも総合格闘技でも変わらない。自分一人で強くなったと考えているなら傲慢というより

他はない。


周囲への感謝、対戦相手への敬意など基本的な礼節を欠いたままでは真の強さは永久に手に入らない

だろう。石井がそのことに気付けるかどうかが成功のカギを握っていると思う。