グラスホッパーの眼 -12ページ目

グラスホッパーの眼

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朝刊を読んで驚いた。

厚生官僚OBが相次いで襲撃された連続殺傷事件で容疑者らしき男が警視庁に出頭したのだ。

まだ容疑者かどうかは断定できないが、犯行に至る背景、思想、動機の解明が進むことが期待

される。


それにしても謎だらけの事件だ。もっとも不可解なのは動機だ。男が従来のテロリストであれば

何らかの主義主張は持っているはずだが、今回の事件では犯行声明は一切出されてない。

供述では「昔保健所にペットが殺されたから腹が立った」ということだが、殺人の動機としては

弱い。また、被害者がなぜ年金行政に携わっていた二人の厚生官僚OBだったのかという点も気になる。


嫌な時代になった。自らの不遇を社会のせいにし、手当たり次第に暴力に訴える人間が増えている。

政治も混乱し、自衛隊への文民統制の揺らぎなど閉塞感が強まっている。こうした空気を打ち破ろう

としてテロへ走る人間が出てきても不思議はない。


だが、テロはどんな理由があっても許されるもではない。いかなる「正義」を掲げようとも人命を奪えば

ただの「人殺し」だ。容疑者は法と正義の下で裁かれなければならない。


このままでは昭和の悲劇を繰り返すことになる。







埼玉と東京で元厚生事務次官とその家族を狙った殺傷事件が起きた。二人の元官僚はいずれも年金行政に携わっていた経歴があった。現在の年金危機の遠因となる政策を推進していたのだ。
犯人がもし年金行政への怒りや不満を背景にして凶行に及んでいるならテロとなるだろう。義賊気取りだとしたら始末が悪い。恐らく支持は得られない。これは民主主義への破壊行為だからだ。不平不満は言論で訴えるべきであり、暴力では何も生まれない。それはアフガニスタンやイラクを見れば明らかだ。
犯行声明が出ていないのでテロリストかは断定できないが、早急な解決を望みたい。そうしなければ、凶行は続く。恐らく高い確率で。

迷走する定額給付金は結局国から地方へ丸投げされた格好となった。

地方自治体からすれば何ともありがた迷惑な話だ。定額給付金に関する

業務のためにあらゆる面でコストが増えるからだ。


「地方分権なんだ」と嘯く麻生首相だが、本音は自分ではどうしようもないか

投げ出したというところだろう。


就任前は私も麻生首相はやってくれるだろうとある一定の期待は抱いていた。

しかし、ふたを開けて見ればこの始末。もしかするとはじめから何も策を持ち合わせ

ていなかったのではないか。


無策が俺の政策だ、では困る。今はまさに国難のときなのだ。漢字は読めなくても時代の空気は

読み取れる指導者であってもらいたい。