先日公開された映画版「SP」をレイトショーで観た。
一言、すごい。TV版でもアクションはあったが、映画版はそれをはるかに凌駕している純粋なアクション映画に昇華されていた。岡田准一を始めとする警護課のメンバーの体を張ったアクションがこの映画のメインといってもいい。その半面、謎ときに関してはあっさりとした描かれ方だった点は物足りない。核ともいえる堤真一の出番が少なかったせいかもしれない。
詳細はネタばれになるので割愛させていただくが、絶対的な正義、現在の国家システムの在り方について考えさせられる作品だ。
この国に生きる者として、惨憺たる現状は憂慮しているが、現実には自らの生活で手いっぱいであり、国の行く末まで考える余裕はない。しかし、個人の前には国家があり、国家に所属していなければ生きてはいけない。それもまた事実だ。腐りきっているとしてもそこで生きるしかない。