新天地 韓国 | 『前へ。』アイスホッケー アイスクロスダウンヒル 鈴木雅仁のブログ

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1度きりの人生。2度と来ない今日という日を、自分らしく生きて行こう。アイスホッケープレーヤー、アイスクロスダウンヒル 鈴木雅仁のブログ。

みなさんこんばんは。

 

日々、便利になるSNSと、中国でのネット規制、本音で書きたいことも中々書けないもどかしさもあり、ブログを書くことから遠ざかっていました。

 

簡単は投稿はSNSが楽ですから・・・w

 

今は、大好きであり、一番の特技であるアイスホッケーだけで生計をたてていますが、

この先、必ず引退という道を避けては通れないのが現実です。

 

人間という動物に産まれた以上、年齢を重ねるにつれて起こる劣化だけは避けては通れない道です。

 

選手として、人間として、どんな人格で、どんな生き方なのか。

 

出会いの全てがチャンスであり、プレーや言動の全てが他人の評価であり、就職の面接のようなものです。

 

同業や、他人から、好き嫌い、賛否両論あるなか、どう思われようと発信できる立場であることのメリットを最大限活用していきたいと思っています。

 

どんなことをしても、好き嫌いがあることは、仕方ないことですからね。

 

 

 

さて・・・

 

話はかわり。

 

今季は、8月から韓国での生活がスタートしています。

 

 

 

簡単に振り返ると、5月中旬まで、中国でプレーする予定でした。

 

しかし、国が全ての決定権を持っており、トップダウンの国である中国が、北京冬季オリンピックへ向け、強化を実施。

 

ロシアのリーグに参戦。

 

いきなり、「チャイナドラゴンは解散」

 

と言われたわけです。

 

移籍事情ですが、期間はあるとはいいつつも、水面下で進められているのが普通です。(爆)

 

そりゃそうですよね。

 

 

いきなり収入0になったらどうするの?

 

って話です。

 

 

それが、現実になったわけです・・・。

 

 

 

リーグの規定では、12月末までに来季の参戦するかの可否を伝えなきゃいけないようですが・・・

 

 

「全く笑えない・・・」

「これから先、どうしよう・・・」

「今の時期だと、他のチームの戦力構想も決まっている・・・」

「トレーニングはしなきゃいけない、でも、怪我していたところが思うように治らなくて全然できない・・・」

 

人生のクオリティーを考えるなら、引退した方がいい。とも言われたりしていました。

 

 

履歴書をだしたりもしました。

 

親には、これまで良く頑張って来た。

本当に楽しませてもらった。

 

と、言われると胸が痛かったです。

もういいかな…と思いつつも、何処かで悔しい気持ちでした。

 

 

一ヶ月ちかく、進展もなく、ほぼ諦めたころ・・・

6月中旬、ハルラから連絡が来ました。

自分には全く興味がないだろうと思っていたチャンピオンチームからのオファー。

 

 

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「マサさん、まだハルラにチャンスありますか?」

 

そう言われた時は、涙が出るほど嬉しかったです。

 

だって、中国での3年間・・・勝てない、街は小さい、ー 20度、ご飯は改善されない、インターネットは繋がらない・・・プレーよりも負けるべくして負ける人間のメンタリティー・・・他いろいろ。。。

 

唯一の楽しみは、行くところが無く缶詰状態でお金が溜まり、プレーオフに進出できず、シーズンが早く終わっていく旅行のみ…

 

 

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10年で4度 優勝していて、リーグで一番待遇がよく、プロフェッショナルと言われているチームからのオファーは本当に光栄です。

 

最下位チーム → 優勝チーム

 

こんな光栄なことはありません。

 

オリンピックの年で、韓国代表選手が15人いるため、11月からは海外遠征でチームから抜けることも、タイミング的に大きかったです。

 

ただ、そのことに甘えず、レギュラー獲得し、活躍することが大切です。

 

 

他に日本人選手はオファーしていないということも聞き、それで良かったですと回答しました。

 

だって、絶対困るし、自力で何とかしないといけないから。

 

王子、フリーブレイズ、アメリカでのトライアウト、中国、韓国。

 

社員、プロ契約、どちらも経験して思うことは。

 

「困難な道ほど、自分を成長させてくれる」

 

これだけは、間違えないと思います。

 

そして、雇用する側の凄さも個人授業主になって初めてて分かります。

 

 

日本の文化的に、安心安定、平等、自己主張を控える文化ですが、それだと世界では戦えません。

 

日本的な全てのリスクを回避してから商品にしても、走りながら改善していく世界のスピードにはついていけない。

 

価値が無ければ、全て終了。さようなら。

 

お腹がすいていたら、誰かに食べさせてもらうのではなく、自分で何とかしなければなりません。

 

アイデアと行動と結果、それまでの過程も全てが他人の評価です。

 

 

英語と韓国語に囲まれながら、日々過ごしていくのは大変ですけど、本当に面白いです。

 

ソウルは都会なので、息抜きも出来ますし、北海道行くのと変わらないくらいで日本にもいけます。

 

 

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日本語字幕でみてみてください。

 

引退の危機があった中、いつも何故かタイミングよく、チームが新規参入したり、アメリカ行っても揉めても帰ってこれたり、いきなりチームが無くなっても、オンピックがあって選手が足りなかったり・・・ギリギリで生き残れているのは、本当にラッキーです。

 

それを、どう生かすかは自分次第です。

 

期待以上に活躍できるように、頑張ります。

 

 

では。