清瀬市議会が、所沢市に対し廃プラを含む不燃物焼却の中止請願を委員会全会一致で採択 | La politique et la vie~リバーマンのブログ

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リバーマン@復興日本です。政治活動、選挙活動を通じて、様々な出会いがあり、様々な勉強をさせていただきました。4年間活動をして、学んだことを中心に、選挙という視点から見た政治の世界について書いてみたいと思います。

所沢市は、10月より東部クリーンセンターで廃プラスチック類の焼却処理を開始します。

これまで所沢市から出る廃プラ類は山形県米沢市内へ運搬し、埋立を実施しておりました。

その埋立に約3億円という経費がかかること、最終処分場が全国的に逼迫しており、これ以上他の市町村にご迷惑をおかけする訳にはいかないこと、そして、東部クリーンセンターには高度な排ガス処理施設を有していることなどから、廃プラ類の焼却処理について検討を重ねてきました。

そして、「廃プラスチック類の処理方法についての検討報告書(環境クリーン部)」を基に、環境影響、経済性など様々な観点から総合的に判断した結果、廃プラスチック類については焼却が適当との結論に至り、実施が決定したのです。

この動きに対し、一部の市民団体が隣接する清瀬の環境保護団体に「所沢で廃プラ焼却が始まると、清瀬にも影響が出る。連帯しよう」という働きかけがありました。


その後、清瀬の環境保護団体が請願書を提出し、本日清瀬市議会建設環境常任委員会は、所沢市へ廃プラを含む不燃物焼却の中止請願を、委員会全会一致で採択したとのことです。

両市に跨り、河川環境の保護活動を行っている私としては、この動きは残念で仕方ありません。 

今回所沢市は、実験を重ね、国が示す安全基準をしっかりクリアしており、多角的に検証を進めた結果「問題なし」との結論に達したのです。


所沢には「ダイオキシン問題」という苦い過去があります。 

その原因のほとんどは、産業廃棄物の焼却によるものでしたが、その苦い過去を踏まえ、所沢市では全市を挙げて、ゴミの減量化、分別化に取り組んで参りました。

その結果、「ここまでやるか!」という位、徹底的に分別を行い、資源化にも取り組んでおります。 

当然のことながら、所沢市は清瀬市に対し、しっかり説明を行う必要があると思いますが、何かヘンだなと感じるのは、私だけでしょうか。

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