かつてこれほどステキなシチュエーションで月を見た事があっただろうか。「私アメリカで月を見ながら雪の上を歩くツアーに参加した事がありますよ」 あるツアーの参加者の一言でひらめいた。「そのツアーそっくりそのまま奥美濃のスノーシューフィールドでできるのじゃないか」
さっそくインターネットで満月の日にちを調べると4月3日だった。「おや?たしかこの日は靴レンジャー達が来る日ではないか、よし、この企画彼女たちに提案してみよう」ツアータイトルを、月を見ながら雪上ハイキングという意味で「ムーンライトピクニック」と付けた。
ツアー案内メールを流したところ、「超スッテキ~☆☆☆最高です(^O^)/プランめちゃめちゃ楽しみ♪♪♪夜のピクニックo(^-^)o」
と思い通りのリアクションの返信が帰ってきた。「さすがレンジャー食いつきがいい」こうして多くの参加者が蒼い妖精企画のモルモットとなり、ネバーランドを楽しむのであった。
問題は当日の天候と、雪があるかだ。企画をした段階の3月中旬ではなんとか雪が残っていたのだが、週間天気予報では今後暖かい雨が降るような事を報道していたのが心配だった。運を天に任せるほかない。
その思いをあざけ笑うかのように、連日雨が続いた。乗鞍から戻ってきたスタッフの情報からも開催予定の斜面にはポツポツ雪が残っているだけで「ツアーできるのか」と心配の声がでていた。場所が高原だけに、雪がなくても月さえ出てくれればロケーションとしては申し分ないはずだ。せめてその景色と、アウトドアディナーだけでもレンジャー達に体験してもらいたかった。週間天気予報の岐阜県山間部の曇りマークにドキドキしながら当日を迎えることになったのだ。
当日の昼間は岐阜市内でMTBお花見ツアーを行い(前回ブログにて紹介済み)その足で、お月見会場に移動した。日中から抜けるような青空が広がり、夜の天候も安定するようだった。色々な所から情報収集し、積雪の確立はかなり少なかったが、とにかく行くしかなかった。意を決していざ進路を北に向けた。
しかし走れど走れど、雪はなく外に出ると夜風が気持ちよかった。数週間前までこの暖冬といえども雪が残っていた場所も、跡形もなく消え去っていた。そして、最後の望みをかけて、つづら折れの坂を登り目的地の高原に着くと雪はまったくなかった。まさに「積雪ゼロ」だったのです。この地にも一足早い春が来ていた。
しかし、雪がなくとも高原にぽっかり浮かぶお月様はみんなの心をやさしくしてくれました。テントの中ではスキ焼に舌鼓み。お腹も心も満たしてみんな笑顔で「ムーンライトピクニック」ツアーが終了しました。これで雪があったらこれ以上の景色が堪能できると思うとドキドキしてしまう。絶対来年1~3月の満月にツアーを組む事を決意。
それにしても、満月ばりに目をまんまるに見開いて寒空の中、月をモチーフに撮影を続けるミドレンジャーの高原を走り回る姿が印象的でした。この日の就寝は午前2時。その日には花見ラフティング。なんてタフな参加者なんだろう。頭が下がります。ペコリ。「嵐を呼ぶ花見ラフティング」の模様は後日お伝えします。
5月の満月は長良川の上でツアーが行われます。お題は「お月見ラフティング」参加問い合わせは⇒までどうぞ。
0575-79-9038 太田までどうぞ
