「ゼーゼー、ハーハー」遥か後方から感じるみんなの息づかい。歩き出しから足取りが重い。「みんなあと少しで休憩するからがんばりましょう」こんな時ガイドは月並みの励まししか出来ない。ラフティングのようなチームスポーツと違い、スノーシューは自らの足で一歩を踏み出さなければ、すばらしい景色にも、楽しい遊びにも出逢う事ができないのだ。とにかく、なだめ、励まし、余談でごまかして目的地に向かうしかない。
お兄ちゃんの佑記君いわく、「我が家はみんな文科系なんですよ」
「でもお父さんはナナちゃんの面倒みて後ろでサポートしてるよね」頼みのお父さんについて聞くと、「実はお父さんは既にばてて一番後ろなんですよ」。「えっそうなの」としか言えなかった。せめて、車内で聞いたこのスノーシューの為に毎日歩いていると言うお母さん言うことを信じるしかなかった。”信じる者は救われる”
休憩中に新雪を手に取ってもらい、練乳をかけてエナジーをチャージした。これが意外と好評。今日は降りたての雪に、見事な快晴、しかも風も吹かない穏やかな気候。こんな好条件でめったにツアーができるものではない。是が非でもピークまで歩いてランチを食べたかった。
このコースは少し歩いただけで、御岳山が現れ、また少し歩けば北アルプスが現れ、最後には白山連峰が顔を見せてくれるので、少しづつ山の神様に助けられ先に進むことが出来るすばらしい場所なのです。「じゃあ天気が悪くて山が見えないときはどうするの」と言われるでしょう。そんな時はガイドが駆使した遊びをしながら、気が付いたら山頂についているからご心配なく。
今日はガイドの力量より、自然条件に助けられみんな元気にゴール。さっきまで下がっていた目じりがキリッと引き締まり、子供達は食後にソリを持ち出元気に遊んでいました。子供達が楽しそうだとホッとする。
帰りはあらゆる斜面でソリ滑りをして帰ってきたので、みんなニコニコしながら歩く姿が印象的でした。誰一人「しんどい、休みましょう、暑い」等の弱音を吐く事無く、歩き出しから車のある場所まで、来た時とは別人のようでした。帰りに遊びすぎてちょっと時間オーバー。家族5人元気に戻ってこられたのがなにより。
行きの歩きは大変で「もういや」と感じる事も多かったでしょう。でもこうして自分の力で歩き通せた事はきっとみんなにとって大きな自信になったと思います。そんな家族のサポートをさせてもらえ今日はとても有意義な1日でした。11、15、19歳の3人の子供達を連れて家族で同じ事を共有する岡本ファミリーって”ステキな家族”って感じました。我が家も2人の子供と嫁さん連れて”ステキなファミリー”目指します。
岡本ファミリーから家族愛を注入されました。”感謝”
今日は節分。これから帰ってパパは鬼役に扮して家族円満。
