【ワイン】ピュリニー・モンラッシェ1級ルフェール2005 マルク・モレ | 物忘れの多い自分のために~すっかりワイン日記~

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ブルゴーニュ好きの備忘録です(^_^)v

この日は、肉師「やま本」さんへ。



 

 


鱧とサーロイン

 




三角バラユッケ

 




ピュリニー・モンラッシェ1級ルフェール2005
マルク・モレ

3本購入した3本目。

1本目は、2013年8月(記事は、2013/8/27付
2本目は、2017年10月(記事は、2017/10/30付
に開けました。

1本目は、スタートで、麦わらっぽい還元臭。
飲んでみると、これはまだ固いなぁ、という印象。
酸はピュリニーらしい鋭さがありますが、果実味は、びっしり中身が
詰まっているけれどタイトで、まさに「飲み頃未到来の2005」という
感じ。
2時間くらい経過すると、ドーヴネのオークセイ・デュレスを思わせる
ゴマ香が出てきて、凝縮した果実味ともども、ほんとにドーヴネみたい
になりましたが、その後も果実味は綺麗に開ききることなく、静かに
落ちていきました。


2本目のスタートもやや還元的で、ゴマ香も。
しかし、ゆずのニュアンスを帯びた柑橘系の酸とともに、黄桃・白桃の
甘い果実味が広がり、1本目よりはほぐれてきた感じ。
余韻はほろ苦ミネラル。
この酸が強まってくると、ゴマ香と甘い果実味がさらに引き出されて、
果実味の凝縮感が増すとともに、余韻が強烈に長く伸びていきました。
1本目に比べると、別物のようにパワフルで、ようやく飲み頃の入口を
くぐった、という印象。

これは、翌日の方が美味しくなるかなぁ、と思って半分キャリー。
で、2日目は外食になって飲めなかったので、残り半分を飲んだのは
開栓後3日目。
ゴマ香、ゆず柑橘系の酸、ほろ苦ミネラルが、それぞれに大人しく、
あるいはまろやかになったおかげで、非常にバランスよくまとまって
いて美味しい!
とりわけ、豊潤に横に膨らむ黄桃・白桃や蜜の甘みが素晴らしい♪
余韻もほろ苦さが消えて上品にミネラリーで、キラキラ金色に煌めく
水面を見るよう。
3日目の姿を知らないと、実にもったいないワインでした。


そして今回の3本目。
今回は飲み頃ど真ん中かも♪と期待しつつの開栓でしたが、、、
あり。
香りが大人しめで、果実味も弱めなハチミツレモン。
他方で、アンバランスに酸化していて、これは果実味が持ちこたえ
られずに酸化した感じ。
20年近く経っていますので、PMOとは言い難いですが、味わいの
ニュアンスは、PMOワインに近いです。

う~む。残念。(^_^;)


続きは次回へ。