【ワイン】オート・コート・ド・ニュイ2005 フランソワ・ラマルシュ | 物忘れの多い自分のために~すっかりワイン日記~

物忘れの多い自分のために~すっかりワイン日記~

ブルゴーニュ好きの備忘録です(^_^)v


この日は、家飲み。

 

 

 

鶏天に合わせて、こちらを。

 

 

 

 

 

オート・コート・ド・ニュイ2005
フランソワ・ラマルシュ

5本購入した3本目。

1本目は、2008年1月(記事は2008/1/24付
2本目は、2014年4月(記事は2014/4/30付
3本目は、2016年4月(記事は2016/4/5付
に開けました。

 

1本目は、抜栓直後から甘いイチゴの香りがしたものの、飲んでみると意外に
味わいは閉じ気味で、酸は心地よいものの今ひとつ味が表に出てこない感じが
しました。
しかし、45分経過すると、花の甘い香りをそのまま味わいような、かぐわしい
香りと甘みが開き、酸とのバランスも絶妙。二日目はさらに向上しました。
  
2本目は、スタートから、1本目の45分経過状態の飲み頃。
時間とともに、果実味にパワフルさを増して、紫の凝縮感の強さが際立って
きました。
飲み頃入口をくぐっていますが、まだまだ先がありそうな酒質の強さ。

 
3本目は、2本目同様、広域ものとは思えない紫の凝縮した果実味には、プチ・
ヴォーヌ・ロマネ的な華やかさ。
強い酒質ながら果実味は十分にほぐれていて、タンニンも滑らか。
酸も強めですが、果実味が詰まっているので、ハイレベルでバランスが取れて、
余韻も黒糖の甘みとともに伸びて、強く長~い♪
前回より、飲み頃の入口からさらに数メートル(笑)奥に入りましたが、まだまだ
5年以上、平気で保ちそうなボトルでした。

 


そして今回の4本目。
パワーのある果実味は、黒:赤が7:3ぐらいの色合いの華やかさ。
果実の詰まり具合と余韻は、軽く村名クラスです。弱いVTなら1級クラスに
互するかも。
酸が尖ることもなく、非常にバランスよく美味しい♪
先日開けた、ミシェル・グロさんのオート・コート・ド・ニュイ2015と同じ
くらい?と感じる飲み頃感は、さすが2005です。


1杯分残しておいた二日目も、まったくバランスが崩れることなく、むしろ
滑らかさとエレガンスが増した印象で、この作り手にしてこのパワーは、やはり
2005の恩恵なんでしょうね。

 

下味しっかりの鶏天にも、よく合いました。(^^)v