【プチワイン会】ご近所飲み ~前編~ | 物忘れの多い自分のために~すっかりワイン日記~

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ブルゴーニュ好きの備忘録です(^_^)v

 
この日は、ご近所の炭味家さんにて。

スタートは、こちら。










ブラン・ド・ブラン・キュヴェ・レ・ズルトビーズ2008
シャルトーニュ・タイエ


デゴルジュは2014年3月 ドサージュは、2g/L


ヨーグルトを思わせる乳酸系のスッキリした味わい。
とにかく泡が細かくて、しっとり包み込まれるような
やわらかさ。


やっぱりドサージュ少なめのブラン・ド・ブランって
好みだなぁ。(*^_^*)







ムルソー1級ペリエール1999
ピエール・モレ


7本購入した6本目。

記事アップの時系列が2本目・3本目で逆転していますが、
1本目は昨年7月(記事は2014/7/15付)
2本目も昨年7月(記事は2014/8/8付)
3本目は昨年8月(記事は2014/8/7付)
4本目は昨年12月(記事は2014/12/31付)
5本目は今年4月(記事は2015/4/20付
に開けました。

かなり当たり外れが大きいボトルでして。


1本目は、アタックでバタール・モンラッシェを超えるほどの
爆発的な果実味があって驚かされました。
そして、その爆発感を、余韻でガッチリ受け止めて手綱を引き
絞るかのようにギュッと引き締める酸とミネラル。
余韻のミネラルは、まさにペリエール、というボトルでした。


2本目と、東北からのゲストと開けた3本目は、アタックで果実味が
1本目ほど爆発的には広がらず、スタートから、酸とミネラルで
がっちり統制された姿。
その分、ワインのパワーが内部で渦巻いていて、飲み込んでからの
広がりと伸びが素晴らしい。
1本目よりも、さらにペリエールらしいボトルでした。(^_^)v


しかし、4本目は、スタートからややコルキーで、果実味が抜け気味。
軽度のブでした。(>_<)
ただ、さほど香りの「ブ度」は上がらず、リバーにとっては飲める
範囲内。
果実味は戻ってきませんでしたが、ミネラルの余韻は非常に強く長い。
素性の良さが伝わってくるだけに、惜しい1本でした。


5本目は、4本目ほどではありませんが、今回もやや果実味が抜け
気味なスタート。
藁っぽいニュアンスもありますが、相変わらず余韻に伸びるミネラルは
綺麗です。
4本目との違いは、ラスト1杯。
藁っぽいニュアンスが急に姿を消すと、急に果実味が凝縮感を増し、
ほのかにナッティな香りも出てきました。
時間とともに湧いてきていた酸と相まって、アプリコットなムルソー、と
いう味わいで、余韻も非常に美しく、ラスト1杯ですべてを取り戻して
くれたボトルでした。(^_^)v



そして今回の6本目。
残念ながら、「ラスト1杯に出会えなかった5本目」というボトルで、
余韻に伸びるミネラルは綺麗なんですが、果実味がやや抜け気味で、
スタートでの藁っぽいニュアンスが消えないまま、ボトルアップして
しまいました。


う~ん、、、
残り1本、当たるといいなぁ。(^^;ゞ








ジュヴレ・シャンベルタン・オー・ヴェレ2001
ドニ・モルテ


6本購入した4本目。


2012年11月に2本開けましたが(記事は2012/11/9、2012/11/27付)、
多少のボトル差はあったのもの、いずれもパワフルな黒果実系で、
凝縮果実・甘み爆発系ではなく、端正で上品、かつエレガントな
ワインでした。


しかし、2013年1月に開けた3本目(記事は2013/1/26付 )は、果実が
痩せ気味で、コアがストンと抜け落ちている印象でした。


閉じている時期だったのか、落ち始めているのか、どっちかなぁ、
と思いつつ2年10カ月ほど経過していたんですが、今回の
ボトルは、端正で上品、かつエレガントな1・2本目の姿を
取り戻していました♪


余韻は、村名とはいえドニ・モルテにしてはややアッサリして
いますが、香水系の素晴らしい芳香に満ちていて、今も飲み頃、と
いう美味しさでした。(^_^)v



続きの赤・白は後編へ。