この日は、久しぶりに日本橋・六覚燈さんへ。
グラスでオーストリアの白(ソーヴィニヨン・ブラン)を
いただいた後、赤のボトルセレクトはお任せで。
出していただいたのは、こちら。
マジ・シャンベルタン・マドレーヌ・コリニョン2004
オスピス・ド・ボーヌ(ラ・ジブリオット)
オスピス・ド・ボーヌのワインオークションでラ・ジブリオットが
落札し、樽熟成以降を行ったワイン。
2004のマジ・シャンベルタン・マドレーヌ・コリニョンは
合計11樽がオークションにかけられたそうですので、ボトルにして
年産3300本というところでしょうか。
ちなみに、マドレーヌ・コリニョンとは、その昔この畑を寄付した人の
名前なのだそうです。
ソムリエの中山さんによると、最近1本開けて、非常に美味しかった
とのこと。
リバーも、先日ルジェのエシェゾー2004が大当たりで、2004は、今
特級も開いているのでは、と思い始めていたところでしたので、
二つ返事でこちらを開けていただくことにしました。
デキャンタージュしてから注いでいただきましたが、香りはもう、
最初からスミレ・ハーブ・アメリカンチェリーなどが全開。
ハーブに、ちょっと草いきれのニュアンスが混じっているところが
リバーにとっての、マジ・シャンベルタンらしさです。
味わいは、チェリー・イチゴの赤果実が非常に美しく、舌触りも
ビロードのようで、ほのかにスパイス感もあり、香りの草っぽさを
除けば、ヴォーヌ・ロマネかと思うほどの華やかさ。
余韻も非常に長く、ミネラル感もたっぷりです。
いや~、今回もまた、2004のグラン・クリュ、飲み頃の大当たり
でした。
当然ながら、2時間以上、全く落ちることなく足下に様々なハーブが
あふれるお花畑、という状態を楽しませてくれました。(^_^)v
オスピス・ド・ボーヌ、ラ・ジブリオットともに、あまり今まで
当たったことがなかったんですが、今回は大当たり。
この日も、さすがの六覚燈さんでした♪