来年2026年は「丙午」の年。
様々な逸話をもつ干支として、
広く知られているかと存じます。
火の干支は象意が早く動き出す
こともございまして、
火の五行と縁深い私は
命式に丙午をもつ方と出逢う機会が
増えてまいりました。
日干が丙の方におきましては
来年の“比肩”がご自身にとって、
どのような作用をもたらすかは
気になるところかと存じます。
運気の流れをご説明するにあたり、
難しくなりますのは
一概に比肩だけの象意で語ることが
できない事情があるからです。
比肩がその方の命式にとって吉となるか、
凶となるかは、命式全体の五行との
兼ね合いと大運によって決まります。
ここに、一例をご紹介いたします。
乙丙壬辛
酉寅午卯
大運【甲戌】
日干は丙。
火の月令を得た身旺のご出生であり、
まさに一代で財を築く実業家の器を
備えた命式でございます。
この方は、
北方冬運から西方秋運へと大運が「甲戌」に
移行した頃を境に大病を患いました。
けれども、
大運「戌」と「寅」「午」の三合火局と、
「甲」の相生が相まって極身旺となり
術後の回復が目覚ましく進み、
今現在も元気に全国を駆け巡られております。
来年は、火の専旺干支「丙午」が巡り、
命式が最大強火となりますことから、
さらなる活躍・行動力の発揮が期待
される年となるでしょう。
仕事運につきましては、
北方冬運も苦心が伴いましたが、
来年以降も業績に関しましては
思うように伸びづらい側面が残ります。
天干「辛」が妬合となり、
“午”の半会による緩和はあるものの
大運「戌」は“酉”を害した状態ですので、
営業利益に関しましては
期待した数字には繋がらないでしょう。
また強火で熱された金は形を失い
流動化するため、
想定外の出費や散財にも注意が必要です。
さらに丙午とは“自刑”にもなりますので、
仕事上においては無理を押し通そうとしやすく、
酉戌の害も多少は変化があるものの
目下との関係性においても膠着感が
生じる傾向が見られます。
焦燥感を募らせやすくなるので、
意識的に仕事から一定の距離を置ける
環境づくりが必要となります。
健康においては、
火と金の五行に関わる病気に気を配る
必要がございます。
目や心臓、循環器系に関わる病気、
また金は呼吸器系や肺を司りますので
風邪をひきやすくなるとか、
食事や疲労からくるアレルギーにも
注意が必要です。
また火生土となるため、
土の動きも気になりますが
深蔵された土は旺火によって、
もはや土の形状を保てません。
大運において、
既に土の耐性がついていることと、
大病にて土を消化なさっているので
過度な心配は不要でございます。
全体的に、
この方にとっての金は財でもあり、
健康を意味します。
来年は、エネルギーが充満される
状態ではありますが、
火力によって金の五行が弱体化しますので、
ご健康に留意いただきたいと思います。
この方の火は、
水でおさめると水火激冲となる故に、
金の干合により旺火を鎮めます。
風水やカラーを用いて、
火の力をおさめ、金を強化するなども
ありますが、
投資などで利益を得られているならば、
一部を寄付なさるのも運気の調和になります。
丙午の年は、
エンタメ業界は華やかな年でもあり、
大きな発見や発明が生まれたりと、
文化産業においては非常に明るい
ニュースがあるかと思います。
また一方、
エンタメ業界に関わらず、
様々な隠れた事情が露見する年ともなります。
隠し事が表に出やすくなります。
午の語源にも通じますが、
過敏になりやすい年となりますので、
常に冷静さを保ちつつ、
距離感をもっての人付きが必要と
なってまいります。
命式の方におかれましては、
来年は何事においても、
いつも以上に慎重に冷静に物事に
取り組んでいただくことにおいて、
良い流れを安定して掴んでいかれる
ことと存じます。
長くなりました。
本日もお読みいただき、
ありがとうございました。