ここからの記述は、
四柱推命をご存知の方や学んで
おられる方にとりましては、
当然の内容になるかと存じます。
20年前の話しとはいえ、
そんなことも知らずに
四柱推命の勉強を始めたのかと
お叱りを受けそうですが、
私にとりましては、
青天の霹靂となった師匠の解説となります。
記憶を辿りながらとなりますので、
誤った記述があるやもしれませんが、
以下に記述させていただきます。
“灯侑花さん。
この方の命式というものは
木と土のみの木剋土の関係。
二つの神だけで成り立ちますから
両神相成格です。
ですからAさんは単純明快な御人です。
どんなことにおいても複雑に考えない、
“白か黒です”、“やるべきものはやります”
“嫌や嫌です”という、
はっきりした特徴を持ちます。
特に木というものは、土があれば、
そこから肥やしも水分も取れます。
まず「戌」の中には辛の肥やしがあり、
丁の温かさもあり、
そして「辰」の中には水があります。
この木は水と温かさがありますので、
どんどん樹立していきます。
ですからプライドが高いのです。
自分の責任というものを全うされます。
ようするに岩を含んでいる土、
山の土に木が樹立できている状態となるからです。
上からの太陽も大切ですが、
下に霜柱あれば木は樹立できません。
ですから戌の中に丁があるということは、
地熱があるわけであり、
さらには、上から雨水が降らなくとも、
辰は癸の水を含んでいるのですから、
木であり、火と水と辛の肥やしが入っており、
さらに土もたくさんあるのですから、
この人は、まさに“活木”なわけです。
どんどん年輪を重ねて、
伸びていこうとする人となるのです”
長くなりますので、
このあたりで思い出話しを終います。
師匠は、この後も命式全体の
星の一つ一つをまるで絵を描くかのように、
自然法則に准えて解説をされたのでした。
こうして私は、
四柱推命の真価と申しますか、
はじめて真の意味で
四柱推命は単なる占術の一つではなく、
記号と捉えていた星々は
情緒と調和を奏でながら自然形態を織り成し、
原理原則に従い“命”を形容していることに
甚く感動したのでした。
最後に、余談といたしまして、
