②の続きです。

 

 

五行それぞれの特徴を掴みながら、

命式の景色を説かれる師匠の鑑定は

凄まじく鋭敏で緻密で、

60年以上に及ぶ鑑定力によって

圧倒的な的中率を誇っておりました。

 

今はもう、

お目にかかることは叶いませんが、

四柱推命に向き合うたびに、

師匠のお声が蘇ります。

 

少し前に、四柱八字を景色にして、

通変星や12運星を使わない流派の鑑定法を

取り入れた時期がございました。

 

感触としましては、

鑑定における主軸が違うだけで

運勢の吉凶や鑑定の結果に大差はなく、

個人的には、どちらの鑑定法であっても

精度が高いように思いました。

 

但し、四柱推命に“占い”としての

側面や“的中率”を求めるのであれば、

神殺や12運星を用いた上で

蔵干の星々を求めた方が、

命運への理解が深まるのではと思っております。

 

あくまでも個人的な感想となり

恐縮でございますが、

私は、師匠より学びました鑑定法が

身についてしまっておりますため、

命式八字のみや季節だけで看るよりかは、

通変星や蔵干、12運星なども含めた上で、

命式の季節を捉えた吉凶禍福の

鑑定を好んでおります。

 

四柱推命には多様な流派が存在し、

鑑定方法も十人十色でございます。

 

先人の残した知恵・知識というものは

学べば学ぶほどに、

ますます遠ざかっていきます。

私にとりまして、四柱推命という占術は

流派の枠を超えた先に存在する学問であると

そのように捉えております。

 

占いというものも、

いづれAIが台頭する日が

近くなるのかもしれません。

それこそ、人類史上、

未だかつて目にしたことがない

占術が誕生するのも一興です。

 

人は謙虚に学び続けるのみですが、

そこに価値を見出すのも、

また人であることに期待を込めてまして、

この辺りで締めくくります。

 

長くなりました。

お読みいただき、ありがとうございました。