観光地としての姿勢 | 七転八起

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ブログを「書かなくてよい生活」を目指していますが
先は長そうです。

先の旅行では日光の観光態勢に驚愕しております。

いくら有名観賞地とはいえ、あれだけの人数が集まり、
それに対応するシステムができてることです。

無論、各地の努力もありますが、地元民からの話では
行政も折々には道路整備など手を入れてるようです。


翻って、沖縄の観光態勢は甘すぎるのが実感。

調査年度にややズレと、市と県全体の差がありますが、
どちらも年間観光客は約1000万人とほぼ同数です。

しかし、観光客を受ける態勢において雲泥の差であり、
特に交通関連でそれが顕著に表れています。

https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/d8e905685eb0a61706f5dd87e28d599ec9942f4f/

今回はレンタカーと車に限定しますが、レンタカーの
手続きでは時間がかかる決定的な面があります。

業者や空港にとっては、現行が良いのかもしれないが
手続きに下手すると2時間てのは論外です。

このため個人業者や白タクまがいが横行する要因とも
なっているのが事実です。


駐車場においては、コロナ過前より問題になってたが
ようやく増設することに決定しました。

しかし出来るのは5年後と、スピード感の欠如は話に
なりません。

空港及び駐車場施設は県外郭団体なので、運営計画を
勝手に作る訳にもいかないとはいえ、問題対応と上申
が露骨に悪い。

沖縄は昔から夏場の観光地としてあり、推進していく
と掲げているのに全く行動が見合っていない。

ちなみに、ゆいレールの駅整備工事は6年経過しても
いまだに終わってません。


玄関口でこれですから、沖縄各地での対応に至っては
実効性のある施策は見たことがありません。

一応、各地で採算が取れるのかの実証実験がいろいろ
おこなわれてはいます。

ただ沖縄観光を推進するなら、10年も前に済ませては
おくべきだったのも事実だと思います。


宇都宮のLRT事業を参考にしようとか、縦断鉄道を
申し出るより、もう少し他の観光地の態勢というのを
謙虚に見習うべきだと思います。




基地返還すれば経済が発展するという夢物語ばかりを
述べてる場合じゃないかと。

現状も返還地域の発展は、他の地域からの経済移転を
してるだけなんですから。