スリップダメージ | 七転八起

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ブログを「書かなくてよい生活」を目指していますが
先は長そうです。

ウィルス騒ぎで世界的な経済活動の減速が目立ちます。
 

各国で入国規制が行われれば、人が減ると物も減る、
というのをあからさまに示していますね。
 
当然ながら、それに伴って各種相場が加速度的に
下落の一途となっています。
 

基本的に、現状では分析の種類と量が多い株式は控え、
為替のみに集中しています。
 
まあそれなりの分析もしますが、スタンスとしては
位置を狙っての取引が主なスタイル。
 
要は、上か下に幅がないところを狙って、ちまちまと
ジャブ連打で、あとは長期で判定勝ち狙い。
 

なので、今回の円についても久しぶりに見てみれば
どうなったかといえば思ったよりプラスがついていない。
 
取引を見ると、建て日が3年前ということなので
結構なマイナスSWがついてました。
 
運用全体でみればけっこうな還元率なんですが、
なんかケチをつけられた気はします。
 
ジャブのつもりが結構なストレート当たってるのに。
 

個人的に、為替では長期間取引のスタイルですから
マイナスSWが付く取引は好きじゃありません。
 
とはいえ、10年ぐらい前に買ったのを〆て、
ドテンに回らざるを得ない位置状況でしたからね。
 
下から買う時はオマケつくから放置しても気が楽だけど、
こういう場合ではなんだか損をした気がします。
 
毒のスリップダメージで傷負ってましたって感じ。
目論見が当たって文句いうのもなんですが。
 
 
大震災のとき、それ以前から下げの立場だったので
利はでましたが、世間的には厳しい状態が続きました。
 
負い目があるとかでなく、個人として利がでていても
長期では活気も失われ、変な話題だけが盛り上がります。
 
今回もいわゆる「下げ」の立場なので傍観してますが、
世間が厳しすぎると、耳に入る話は五月蠅くなってきます。
 
正直、下げの立場を増したほうが利はデカくなるけど、
あまり気分はよろしくありません。
 

商人としては相場が激しいときこそ儲けになるけど、
やはり文句が言える程度の明るさはあってほしいものです。