消費者目線 vs オーナー目線 | ニューヨークで働くスタジオオーナーの誰でも8週間で美しくなれる考え方

ニューヨークで働くスタジオオーナーの誰でも8週間で美しくなれる考え方

カラダを健康にしながら、強く美しくなる食事や美容情報を発信しています。

先日、美食家のお客様Kさんとのセッションの際、


ニューヨークで有名な日本食シェフの方がお店をクローズされ、その界隈はざわついている、と教えて頂いた。


味も接客もとても評判が良く、大変予約が困難な事でも知られていたため、ちょっと驚いた。


K「高いけれど、たくさんサービスをしてくれて、コスパが最高だったので本当に残念だわ。。」


K「でも次に移るお店が既に決まっているらしいの。」


私「(そう言う事か!)それは良かったですね。」



閉店理由、わかりました。



そこから幾つかの有名日本食レストランの近況についても教えて頂き、日本人に人気のあるAuthentic なお店ほどコスパで苦戦を強いられており、中・韓のなんちゃってジャパニーズ達にシェアを持って行かれている様子。



反対に、早々にターゲットを日本人から富裕層ニューヨーカーに移し、予算7-8万円スタートの強気プライスを掲げても連日大盛況のお鮨屋さんも多く存在しています。









消費者目線では、数少ないリーズナブルな本格和食が減る事態を寂しく感じますが、


オーナー目線では、現実問題、お金を使いたくて仕方ない人達やインスタにあげたくて仕方ない人達がいっぱいいますので、最優先でそのマーケットを狙うと思います。上記のお鮨屋さん達を応援します。



だからといって日本人のお客様をないがしろにすると言う訳ではないのです。



Kさん達のように、これまで支えてくれた美食家の常連客さんとはクローズドのイベントでもやりながらひっそりコミュニティを育んでいけば良いんです。



実際私も富裕層向け大型案件と常連客コミュニティは分けています。全員winです。



わたしは日本人みんなでマネーゲームに勝って、

ニューヨークないしアメリカでの日本食やMade in Japanやアーティストの価値=金銭的評価を上げたいと思っています。



消費者にとってコスパのいい時代はおしまい。


経営者としてコスパのいい仕事をしていきたい。