中日キャンプ | リツコのTOKYO日記

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自転車ばっかり乗っててほとんどTOKYOに居ないリツコの自転車日記です

2月1日。県内で一斉にプロ野球キャンプが始まりました今年は大嶺効果で石垣島がロッテのキャンプ誘致に成功し、過去最高の9球団が沖縄に集結しています

学芸会の代休で学校が休みの昨日、息子達の野球部の子供達を引き連れてプロ野球キャンプに出掛けることにしました

朝、9時に学校近くの公園に集合。子供達のお目当ては日ハムの大物ルーキー中田翔投手やダルビッシュ投手ですが、あいにく昨日は休み宜野座の阪神も休みとのことで、近場の中日、横浜、ヤクルトのハシゴをする予定で、Wさんと私の車2台に10人の子供達が分乗し、出発しました

まずは一番遠い北谷の中日から・・・。9時半に北谷球場に到着した私達。練習は10時スタートとのことで、どうやらこれから選手達が球場入りする様子・・・。待つこと15分で選手達を乗せた大型バスが到着しました

転勤族のW家と我が家の息子達はプロ野球キャンプは3シーズン目ですが、意外にもキャンプに来るのは初めてという部員達。はじめて見る本物のプロ野球選手に憧れの眼差しでバスから降りる選手を見つめている子供達。バスから降りてきた中村紀洋選手にすでに大興奮です

           

まず、球場のスタンド席から練習を見学。手前でTバッティングをする若手選手の後方で主力選手がウオーミングアップ。柵越え連発のフリーバッティングに「すげー」と歓声を上げる子供達。はじめて見る生のプロの選手の練習風景に子供達の目はは釘づけです。
               
                       

そして投手がブルペンに移動するとダッシュでブルペンに走る子供達まるで追っかけです

ブルペンで川上、岩瀬投手の速球に目が釘づけの子供達「早え~」日本を代表する投手だもん。当たり前だっつーの

選手達にサインをもらえるタイミングは昼休みと練習終了後。まずは、昼休みに入る選手達にサインをせがむ子供達ですが、「後でね」となかなかサインに応じて」くれない選手達に子供達の顔は曇りがち・・・「選手達はサインしに来てる訳じゃなくて、練習しに来てるんだからね・・・。」となだめ、私達も一旦昼食

午後は横浜かヤクルトに移動する予定でしたが、「今日は中日一本でいい」とどうしても中日の選手達からサインを貰いたい様子です。

午後の練習が始まり、サインのチャンスは練習後の3時過ぎしかありませんいくら野球部でも小学生の子供達がずっと選手の練習を見ているハズもなく、子供達は芝生で鬼ごっこ。そして、練習を終えた選手達が続々と練習場から出てきました。

始めは井端選手。もみくちゃになりながらサインの行列に並ぶ子供達とりあえず、憧れの選手のサインをGET

                

ほとんどの選手がそろそろ練習終了とあって、球場の周りではあっちにもこっちにもサイン攻めに合う選手達。勿論子供達もサインの列に並びます

長男達のお目当ての大物選手は奥の室内練習場でバッティング練習中最初に出て来たのは荒木選手。そして自転車にまたがった立浪選手。その奥には今年から中日に移籍した和田選手の姿も・・・。これはすごい豪華なラインナップです

              

立浪選手にサインを貰った後、和田選手のサインの列に並ぶ子供達。隣で並んでサインをしている森野選手に「森野~。裏切ったらごめんな」としきりに謝る和田選手。「・・・。」と思った矢先、なんと我がチームの子供達の先頭のR志の順番で「ごめんね~」と立浪選手の自転車の後ろにまたがり、立浪選手と共にあっという間に消え去って行ってしまいました・・・・

「マジで~」やっと自分の順番が来たと思ったら嵐のように消え去った和田選手の行動にショックを隠せないR志。後ろに並んでいた子供達も唖然とした表情・・・。

「和田選手もサインしに来てる訳じゃないからさ・・・。気持ちはわかるけど、R志の前で切られて良かったさぁ~。もらえた子ともらえない子がいたら不公平じゃない」と慰めにならない言葉しか出てこない私・・・

夢中でサインをもらうこと2時間時計を見ると5時を廻っています「もう、選手達も帰っちゃったし、帰ろうねぇ~。」と言ったころにはいつもの元気な子供達に戻って一安心「すっごく、楽しかった」という子供達のキラキラした目を見ると連れて来て良かったと疲れも吹っ飛びました

沖縄の野球少年達にとって、毎年2月は夢のような一ヶ月です。私も時間が許す限り子供達の笑顔のために球場に足を運びたいと思っています