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2024 年 4 月 12 日の日付で群馬県PTA連合会
会長名で出されたものです。
(抜粋)
「本年 3 月 16 日開催の本会会長研修会において、千葉市 PTA 連絡協議会(以下「千葉 市 P 協」)とさいたま市 PTA 連合会(以下「さいたま市 P 協」)が相次いで日本 PTA 全 国協議会(以下「日 P」)を脱退するという報道を受け、現在の日 P の状況の説明がほし いとの質問がありました。そこで、今までの経緯や今後の対応をふまえて回答いたします。
ことの発端は、2023 年 6 月 23 日に開催された日P定時総会にて 2022 年度の決算で約 5000 万円もの巨額の赤字が生じたことが報告されたことです。」
「3. 2022 年にさいたま市 P 協で発覚した 1000 万円を超える使途不明金の当事者である 元さいたま市P協会長で、日 P 元参与の A 氏は、日 P 会館屋上の防水工事発注を担 当しておりましたが、当初見積もりが 850 万円であった工事の追加発注を繰り返し、 工事費用の総額 2500 万円まで拡大させ、日 P に巨額の赤字を発生させた件の担当者 でもあります。この金額は、たった 100 平米に満たないビルの塗装防水工事としては 異常に高額です。2023 年 11 月 26 日に開催された情報開示を目的とする日 P と関東 ブロック協との正式な協議の席においても、同年 6 月の日 P 総会の前に参与の職も 辞して現在は無役であるはずの A 氏が登場し、議事の進行を無視して関東ブロック 協の参加者に対する恫喝を繰り返すなど、後藤会長や専務理事をはじめとする日 P の現役員が如何に A 氏ら OB の傀儡に過ぎないかを証明する結果になりました。こ の A 氏は、さいたま市 P 協で発生した 1000 万を超える使途不明金事件につき、その 関与があったものと第三者委員会の報告によって結論付けられています。それにもか かわらず、日 P は、そのような人物を参与として迎え、事務局の人事から不正が疑 われる工事の手配までもされていたのです。情報公開時の動画を公開しないのも、現 執行部とこの元参与A氏の繫がりがはっきりわかるためと思われます。さらに、金田 前会長の解職の理由として挙げられたパワハラの対象である日 P 事務局員は、A 氏の 紹介により採用されており、そもそも金田前会長解職の正当性自体にも非常に強い疑 念が残ります。」
(抜粋ここまで)
一部をご紹介しましたが、日本PTA全国協議会(以後日P)の問題が大きく取り上げられ、
危機感を持った群馬県PTA連合会会長は
まとめとして、
(抜粋)
「私は、以上の日 P 執行部の一連の行動に強い不信感を感じます。開示請求も赤字責任 の追及も、全て時間引き伸ばしをして応じることのないまま誤魔化そうという意図は明ら かであり、そのことによって、数々の疑問をいだいている協議会代表者の任期切れによる 交代を待っているように感じます。
日 P のこのガバナンスの低さ、そして、コンプライアンスを全く無視した強引な運営 を見ると、日Pという組織に所属する価値があるのだろうかとの疑問を禁じえません。日 P は、国レベルで文科省や国会議員に対しても影響力を持つ組織としてその役割に期待し ておりましたが、現在、日P執行部は文科省や国会議員に我々の声を届けるような活動は しておらず、大きな改革が必要と感じます。
そこで、私は日 P に対し、組織の正常化を強く求めてまいりました。そして、2024 年 3 月に開催された日Pの臨時総会に一縷の望みを託して臨みましたが、日P執行部には、 膿を出し切り改革をしていく意気込みは全く感じませんでした。
このような結果となり、誠に申し訳ございません。日 P の改革に向けて尽力したいと いう私の思いは叶わず、組織の中にいて改革を進めていくという当初の思いは断念いたし ました。上部組織への批判というものはとって返せば群馬県 PTA 連合会という連合会組 織の存在意義を問うこととなり諸刃の刃であります。この教訓を生かし、当連合会では令 和5年度に改革委員会を発足いたしました。当連合会の機構の見直しやガバナンスの強化 につとめ、そして我々のスローガン「子どもたちのたくましく生きる力をはぐくむため に、自ら学ぶ PTA 活動を推進しよう!」の実現のために努力を続けてまいります。
今後の対応に関しましては、群馬県 PTA連合会の理事会で討議させていただきます。」
(抜粋ここまで)
と締めくくっておられるのを見て、すごい覚悟での訴えを感じました。
おそらく、この記事の群馬県PTA連合会のような内容を、この記事をお読みの皆さんの子供の通うPTAや、
その上部団体の連絡協議会は何も連絡や、報告はしていないのではないでしょうか?
本来皆さんの(PTA会員の場合)PTA会費を支払い、その中から上納金が支払われているので、
皆さんにはこうしたことを知ることは大切な事だと思っています。
本当にどこまで上部団体に入り続けるのか?なども本来毎年総会で検討すべきで、
この記事の内容はそうした時の判断材料の1部になるような気がします。
参考