大阪府枚方市教育委員会 PTAが無くなった学校への対応 その2 | 義勇兵のブログ

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高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、羅漢拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。

城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。

 


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今回は前回の続き
大阪府枚方市教育委員会のPTAが無くなった学校への対応です。

枚方市教育委員会の定例会のPTA関連の残りです。







(抜粋)
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また、PTA協議会のほうからも、今後、これまでもそうなんですけれども、各PTA、会員PTAで の課題であるとか困りごと等を聞きながら、こちらも教育委員会とも情報共有をしてサポート、 教育委員会がサポートや助言ができるところは積極的にPTA協議会を通じて行っているところで はありますけれども、今後も引き続き、ここは徹底を図っていきたいというふうには考えており ます。

今のところ、ここがPTA解散になるというのは、直接まだ聞いてはおりませんけれども、今後 も情報共有はしていきたいと考えております。以上です。

○尾川教育長 ありがとうございます。よろしいでしょうか。谷元委員。

○谷元委員 先ほど、教育委員会の支援、よろしくお願いしますということで、しっかりとしてい ただけるものというふうに思っていますが、例えば、私も校長をしていて一番PTA活動で人気が あったのは給食試食会なんですよ。申込みが結構あって、それをPTAの方にお願いしてお金も集 めてもらうとかいうことをやっぱりしてたんですよね。それを、学校がPTAの代わりにするとい うことではなくて、やっぱり委員会ではおいしい給食課があって、そこで給食試食会もやってい ただいたりするんですけど、その辺のところも、今後各課で何ができるかとか、どういったとこ ろを支援していけばいいのかということをね、ちょっと話し合うというか相談してもらって、や っぱり進めていっていただきたいし、なくなった学校も給食試食会についてはどうですかという ようなことも聞いていただきながら、進めていっていただきたいなと思っておりますので、よろ しくお願いします。

○尾川教育長 ありがとうございました。

本当に全くおっしゃるとおりで、このPTAの問題というのは、恐らく保護者の働き方が共働き になってくるという中で、よく小1の壁とか、そういったような話で、だからこそ放課後の総合 型事業が必要になってきているとか、そういったものともつながりもあるんじゃないかなという ふうに思います。結局、そこら辺で保護者の方もなかなか協力しにくいというような流れもある んじゃないかなと。あるいは、全国でPTAが解散する方向といったような報道があった中で、そ ういった方向も出てきてるんじゃないかとかですね。様々な情報が行き交う中での話も出てきて

いる のかなとは感じているところです。

実際問題そういう保護者の方の負担という問題と、やっぱり学校がこれまでPTAを通じ て協力していただいたことという、そこの感謝の部分と、それを全部が全部同じままにこの見直 しをするというのは、もうちょっと厳しい時代になってるかなというところで。そこを今、谷元

委員がおっしゃったように、教育委員会でできることがあればそこをシェアしていくとか、ある いはもうそもそもこの必要がない、この言い方も正しくないのかもしれないんですけども、業務 というか学校の活動全体で見直しができないのかとか。そういったようなことも含めて、いろい ろな形の中でPTA活動というものをどういうふうに。本来であれば、学校というのはやっぱり地 域、保護者、それで子どもたちというようなところから成り立っておりますので、皆さんが協力 して教育に携わっていくというような流れになるのかとは思うんですけども、そういった形の中 で負担が厳しいということであれば、そもそも論の学校教育活動の在り方というところの見直し という部分も必要なんじゃないかなと思います。そういったところも含めて整理をしていきなが

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らやっていくという意味でも、教育委員会のサポートというところは一定していかないといけな いのかなと。特に保護者の方というのは、やっぱり年単位でどんどん入れ替わっていくというこ とになりますし、大体役員の方も1年単位で交代というところが多いんじゃないかと思いますの で、そういった中でいろんな議論をしながら、このPTA活動を見直していくということ自体も結 構難しいことじゃないかなとは思いますので、教育委員会のサポートというはやっぱり考えてい く必要があるのかなというところも思っております。

自治体の中には教育委員会がサポートしているというような例もあると聞いておりますので、 ちょっとそういったところも研究しながら、PTA活動そのものは教育委員会の業務そのものでは ない、社会教育活動の一部になりますので、直接的に何かできるということではないんですけど も、そういった情報提供等を通じて様々なこれまでの支援をいただいているというところを、い かにお互いのシェアというかですね、中で、子どもたちの教育活動をいかに高めていくかという ところにつなげていければいいのかなというふうには考えております。

そのほかよろしいでしょうか。中西委員。

○中西委員私、昨年度PTA会長しまして、先生たちとのつながりも多かったり、すごく勉強にな った1年だったし、私は逆に非会員を今年度減らして引き継ぐことができたのですが、枚方の保 護者の方に聞くと、やっぱり消滅してきていて、もう選べるような状態になってると聞いてます。 やっぱり先生たちの負担が増えることになっても違うなとも思いますので、教育委員会ができる だけ負っていただくというか、消滅しかかっているところも把握していただいてサポートできる ところはしていただきたいし。親の立場からすると、やっぱり先生たちが業務増えることはあっ てはならないと思いますので、その辺りよろしくお願いします。以上です。 ○尾川教育長 ありがとうございます。

その辺り、総体的には働き方改革も含めて、やっぱり何が本当に必要なのかというところと、 誰がどうシェアするのかという観点でしっかり考えるということが必要なのかなと。そういった 熟議をすること自体がこれからの教育活動の中では必要だと思います。何か答えがあって、すべ き、あるべきみたいな話というよりは、関係者皆さんでいかによりよい教育活動になっていくか ということを検討していくことが必要かなと思いますので、まさに中西委員がおっしゃった部分 をしっかり、そこの視点を忘れないようにということは教育委員会のサポートの中に入ってくる のかなとは思います。その辺りもちょっと検討、研究してまいりたいなというふうに思っており ます。

それでは、これをもちまして、質疑を終結いたします。

(抜粋ここまで)

参考

枚方市立小倉小学校PTA の記事

 



 

抜粋

「なぜ横須賀市は全小中学校69校のPTAが任意加入へと一気に舵を切れたのか」という基調講演から熱心に聞き入る参加者の熱意が壇上へもひしひしと伝わり、第二章の法規ややりがちだけどやってはいけないことでは驚きの声や熱心にメモをとられる参加者の姿が印象的でした。」