高槻市PTA協議会の「訪問時の参考マニュアル」 | 義勇兵のブログ

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高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、羅漢拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。

城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。


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今回は以前話題になった高槻市PTA協議会で配布されていた「訪問時の参考マニュアル」と指名委員の勉強会資料のご紹介です。

ニュースやネットで話題になりました。
「役員強要マニュアル」の間違いではないかと勘違いしてしまいました。

PTAの役員選出に関係する人々は、こうした文書を見て、人の道を外さないようにしてもらいたいものです。

参考まで

(引用)

訪問時の参考マニュアル

☆1回目の訪問・・・挨拶程度に短時間で切り上げる。

①インターホンの場合 (指名委員と言うと開けてもらえない場合がある)

○○学校 PTAのものですが、お渡ししたい物があるので開けて頂けませんか。

②自己紹介

初めまして、○○学校の指名委員会を代表して参りました○○です。

③訪問の目的を言う

来年度の○○候補に指名委員会全員一致で (ご主人又は奥様)が推薦されましたので、お願いに参り

ました。

④挨拶に伺った事を言う

今、聞かれて直ぐに返事を頂くのは無理なのは分かっておりますので、今日はご挨拶に伺いました。

⑤在宅時間を聞く

2~3日内に改めて参りますので考えておいてください。この時間はご在宅でしょうか?

⑥規約を渡す

これは PTAの規約です。役職の所に目を通しておいてください。

⑦スムーズな指名活動を行うためのお願い

私たち指名委員が来た事は、ご内密にお願いします。ご家族と相談されるのはいいです。

☆2回目の訪問・・・役職の説明をする。

①訪問した目的を言う

考えて頂けましたでしょうか? 今日は役職の説明に参りました。

②役職の説明をする

役職について説明をする。聞いて頂けない場合は、「これが私たちのお仕事です」と伝える。

③推薦した理由

過去に委員経験をした時の評判、地域での評判、子ども会や他の世話役の経験・その他 ④他の役職を希望した場合

それは他のグループが廻っております。私たちは○○さんには是非○○でお願いしたいです。 ⑤他の人を推薦した場合

その方もいい方ですが、今回は○○さんにお願いしたいです。

⑥誰とするのか聞かれた場合

○○さんと上手くやって頂ける方を、しっかり考えておりますのでご安心ください。

⑦次回訪問を伝える

又、2~3日内に来ますので考えて頂きたいです。良い返事を頂けるまで何度でも参りますのでよ、よ ろしくお願いします。

⑧スムーズな指名活動を行うためのお願い

私たち指名委員が来た事は、ご内密にお願いします。ご家族と相談されるのはいいです。

☆3回目以降・・・推薦された理由 (評判や人柄) を強調し、絶対にこの方にお願いするんだと言う自信と 誠意をもって何度でもお願いに行く。

OKをもらった場合・・・ありがとうございます。後ほど(先生又は委員長)よりお礼の電話があります。 無理だと判断した場合・・・残念ですが今回は諦めます。次に機会がありましたら是非よろしくお願いします。

(引用ここまで)

読んでみると本当にとんでもないマニュアルです。




後ついでに参考になる
高槻市PTAフォーラムの資料です。

(引用)
指名委員学習会

令和5年8月吉日 高槻市 PTA フォーラム

指名委員会とは (学校によっては推薦委員会、選考委員会とも言う)

◎PTAの要となる次年度の役員を決める大切な委員会です。

◎役員選出において、現役員や学校から指示を受けない委員会です。指名委員でしっかり 話合い候補者を選出する。但し、会長や校長・教頭などへの相談は可能です。 ◎指名委員には守秘義務があります。なので、会員の皆さんから推薦したい方の情報を提 供してもらうことができます。他にも家庭の事情など知りえた情報は、活動後も決して 口外しないようにしましょう。

《活動への準備》

1、規約をよく読む。規約は各校 PTAのルールです。役員・役職の任期、現役員も推薦対 象となるか、PTA の活動の流れなどを確認しましょう。(細則・ 付則などもあれば確 認する)

2、前年度の指名委員より引き継ぎをうける。活動の流れや公示の時期、推薦のお手紙の 内容などを確認する。個人情報などの引き継ぎは資料として残さないようにする。

3、現役員から、各役職の仕事内容を聞く。(候補者に役職の内容を伝える時に必要です) 4、学校行事やPTA活動に積極的に参加する。各委員の懇談会や運動会・体育祭、地域の

集まりなどで、いい人がいないか探す。情報収集の絶好の機会になります。

《推薦者や立候補者を選出するにあたって》

○子どもへ思いやりの気持ちをもって活動できる人 ○親しみやすく、責任感があり、公平な判断ができる人 ○地域より信頼されている人 ○協調性があり、和の保てる人

活動上最も大切なのは人間関係です。組織の一員として、世話役という認識で活動できる

人が望ましいです。

【やりたい人より、やってほしい人】を推薦できるよう、指名委員で話し合ってみましょう。



《活動上の注意》

1、指名委員会発足の案内を会長名で発行する。

2、立候補・推薦の案内を指名委員長の名前で発行する。

3、中学校で新入生の保護者が推薦対象の場合は、小学校6年生にも委員発足・立候補・ 推薦の案内を出す。

4、委員会内で現役員にもう1年お願いしたい人がいるかを検討、お願いする事が決った ら先に訪問する。(内容をよく知っているので決論が早い)

5、半減上陸(半舷上陸) を心がける。

6、立候補・推薦状を見ながら誰を候補者にするのか決める (立候補・推薦はあくまでも 参考)

7、委員会内で常時情報交換を行う。(特に現在の候補者への訪問状況や進捗状況は全て の委員が把握してください)

8、委員会で知りえた個人情報は決して口外しない。活動終了後も守秘義務を守る。(断 わられた理由など個人の記録を残さない、引き継がない)

9、一人ひとりが責任を持って行動し委員長、副委員長に頼りきらない。

《訪問時の注意》

1、同時進行(同時に会長候補2名への訪問など) で同じ役職の定員数以上の指名活動は 行わない

2、活動の方法を考える。(多人数で動くと目立つので小人数で活動する)

3、訪問する時は相手の立場、時間を考えて行く。朝・夕の忙しい時間帯は避ける。前も ってアポイントを取る場合は、前年度の指名員さんにどうされたか聞くと良い。

4、引き受ける・引き受けないは、最終的には候補者の返答によって決まる。(最終の返 答を聞かないうちに指名委員側が勝手に諦めて、次の候補者を訪問するとトラブル の元になります。断られてからしか次の候補者に訪問できないと言う事を共通認識で 持つ)

5、毎回訪問時の最後に 「今回私たちが来たことは、ご内密にお願いします。」と伝えま しょう。(情報が拡散すると指名活動が困難になるためです。あくまでも指名委員会 からのお願いとなります)

6、候補者本人の病気、生活不安、介護が理由の辞退なら無理にお願いしない。訪問して 知りえた情報は口外しない (守秘義務)

《推薦者が決定したら》

1、推薦者へ委員長又は指名委員会担当の先生からお礼を伝え、決算総会の案内をする。 (決算総会で承認される必要がある事など、今後の段取りを伝えましょう)

2、推薦者の氏名・お子さんのクラスなどの必要事項を会長・校長へ報告する。

3、推薦者告示の手紙を決算総会資料に添付する。

4、決算総会で役員候補者を推薦→承認を得る→指名委員会解散

(引用ここまで)



本当にPTAの勉強会は色々資料があるんですね。