高槻市PTA協議会の事例 | 義勇兵のブログ

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高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、羅漢拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。

城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。

 


 

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今回は高槻市PTA協議会で起きている問題を考えてみたいと思います。


高槻市PTA協議会は高槻市の小学校や中学校のPTA組織(単Pと呼ばれるものです。)の上部組織です。

例えて言うと城陽市では城陽市PTA連絡協議会ですね。


PTAは各小学校事に単Pと呼ばれる小学校PTA.中学校PTAがあり、その上部組織として市PとかP連と呼ばれる連絡協議会や協議会の名前の組織があります。さらにその上部組織として都道府県ごとの組織があり、さらにその上部組織で全国組織の日Pと呼ばれる日本PTA全国協議会があります。

最近では全国組織全国PTA連絡協議会が2023年にできたことから、PTA改革の一つとして、日Pから全国PTA連絡協議会に移るところもあります。(こうした組織があることから上納金があり問題となる事例も出ています。)


ところで今回の高槻市PTA協議会は各小学校PTA中学校PTAの勉強会の際に、

役員決めの引き受けを会員の保護者に対し、どのようにお願いしにいくかのマニュアルを配布しており、その内容があまりにも問題がありました。

そこで高槻市議会の際に話題になり質問したが十分な回答が得られなかったことから、さらに問題になりました。


質問された市議会議員のかたの記事は下記です。


 


お読みになって分かるようにかなり強引なやり方をマニュアルにしています。


マニュアルの概要は

ニュースにもなっており

(抜粋)

マニュアルのタイトルは、「訪問時の参考マニュアル」
まず“1回目の訪問”は、「挨拶程度に短時間で切り上げる」と記されています。

【インターホンの場合】
『〇〇の学校PTAのものですが、“お渡ししたい物がある”ので開けて頂けませんか?』

インターホン越しで“指名委員”と言うと、保護者が玄関を開けてくれない可能性があるため、“渡したい物がある”と、違う目的を言うよう“セリフ”まで記されています。

【自己紹介・訪問の目的を言う】
「初めまして、〇〇学校の指名委員会を代表して参りました〇〇です。来年度の〇〇候補に指名委員会“全員一致”で(ご主人または奥様)が推薦されましたので、お願いに参りました」

その後、2~3日以内に、改めて伺うために在宅時間の確認や、PTAの規約を渡すとしています。

そして帰り際にはー。

「私たち指名委員が来た事は“ご内密”にお願いします」と記載。家族以外、誰にも話してはいけないといいます。

2回目の訪問は“ 役職の説明”。

「考えて頂けましたでしょうか?今日は“役職の説明”に参りました」

話を聞いてくれない保護者には、こんな対策が…

「聞いて頂けない場合は、『これが私たちのお仕事です』と伝える。私たちは〇〇さんには是非〇〇(役職)でお願いしたいです」

それでも、他の保護者や、違う役職を希望すると…

「その方もいい方ですが、今回は〇〇さんにお願いしたいです」

そして、最後に…

「良い返事を頂けるまで“何度でも参ります”」

マニュアルは、3回目以降の訪問まであり、あわせて17の手順が書かれていました。


(抜粋ここまで)


なかなかに厳しい役員決めだなと思います。それも上部団体が指南しているので驚きます。


本来PTAは入退会自由のボランティア団体であり、役員の強要はあってはなりません。


世間では集団登校や記念品をネタに保護者を脅迫的に責め立てることもあり、役員強要に耐えかねて退会する事例が増えているのだと思います。



参考

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