●CDやDVDからは、学べないこと。
こんにちは。
千葉県四街道市の英語リトミック、『メロディ♪ランド』の賀川恵美子です。
昨日、リトミック研究センターのポイント講習会に行ってきました。
モンテッソーリ教育にも精通された先生のお話、とても興味深いものでした。
大人になって学ぶことは、古い記憶を呼び起こしながら、新しい情報とリンクさせていけるので、とても楽しいです。
講習会の中で、とても興味深かったことがあります。
それは、モンテッソーリは言語の爆発期は2歳半としていましたが、約70年経った現在では3歳と言われているとのこと。
この70年の間に起こった変化。
それは、メディアの発達。
私たちは、CDやDVDを子どもに見せることが多くなりました。
たくさんの言葉や歌を聞くことができる子どもたち。
でも、言語の爆発期が遅くなっています。
どうしてでしょうか。
それはCDやDVDからは、学べないことがあるから。
人との関わり。
自分の行為に対して示してくれる周囲の反応。
リトミックでは「できた!」のときに、周りのみんなが反応してくれます。
お歌を歌ったときに「上手だね」って言ってもらえること。
「どうぞ」したときに「できたね」って言ってもらえること。
それが、子どもたちに自信を与えます。
自分を見てくれることに、大きな喜びを感じる子ども。
自分のやったことで、周りが笑顔になってくれる経験。
こうやって自己肯定感を育んでいくのです。
改めて、『人間教育』の意味を深く感じました。
人と人との関わり。
一人一人との関わり。
これからも大切にレッスンしていきたいと思います。