お風呂で遊んでいた長女と次女。
「ママ、先に出るね」
しばらくして、2人はお風呂から出てきました。
「どうしたの?その口の周り!」
次女の口の周りは赤黒く、熊五郎ってかんじの顔をしています。
「お風呂でね…」
熊五郎はしゃべり始めます。
その顔があまりにおかしくて、笑いが止まりません。
途中から熊五郎は怒り始めました。
「笑わないで!!!」
長女が詳しく説明を続けてくれます。
でも…。
笑わないで聞くのができなくなったので、途中で終わりにしました。
どうやら2人は、ちょうどお口がすっぽり隠れるカップで遊んでいたようです。
『チュ~』の口をしてカップを口に吸いつけて。
しまじろうの教材の一部かな。
内出血。
次の日、次女は熊五郎のお口を熊のマスクで隠して幼稚園に行きました。
「先生に何か言われなかった?」
帰ってきた次女に聞いてみました。
「ううん。分からなかったみたい」
上手に隠した様子の次女。
ママは声を大にして言いたい!!!
「王様の耳はロバの耳!!!」
じゃなくて
「熊のマスクの下は、熊の口!!!」
次の日のお風呂のとき、2人に言いました。
「このカップで口を隠すと、鼻がつまっていたら息ができないでしょ。
鼻と口がふさがって、ビニールとかでも子どもは息ができなくなることがあるんだよ」
子どもの事故。
色いろな所に潜んでいます。
しっかり者のママが、しっかり見ていても。
ずぼらなママがずぼらに見ていても…???
みんなみんな、無事に大きくなれますように。