子供のチック症、焦らないで大丈夫 | Go Find!! 選択肢は日本だけじゃない!!! フリーランスママのフリースタイル子育て

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「8歳児を単身フィリピン留学させた?」「カンボジアに引っ越した?」驚かれる。優雅な駐在家族じゃないけど、子供をグローバルに育てたい。マレーシアで寮生活中の息子と13歳下の娘と国際教育メディア主婦ライターの私のあれこれ。

「手をかけるより目をかけなさい」

息子がチック症になった時のこと。


私と相方くんは、子連れ再婚。
3人で暮らし始めて1年半後に私は仕事を辞めましたが、その理由の1つに、
息子のリトが「チック症」になったことがある事を考慮したからです。3人で暮らし始めることでリトへの精神的影響はあるだろから、そこでまたチックにならないように仕事を辞めてまずは家庭を落ち着かせる事を優先にという判断。

 
リトが生まれて以来、産休以外ずっと働いてきた。
リトが2歳の時に前夫と離婚しましたが、その時も自分の事や仕事を優先にしてちゃんとケアをしてあげれなかった。
そういう状況にならざるを得ない人は世の中たくさんいて、それはもう仕方ない事だけど、私は本当に目配りが足りず対話が少なかったんだろうと思う。
母子家庭だし前夫から養育費はもらっていないから働かないわけにはいかない。私自身もともと仕事は好きだし家庭でじっとできるタイプでもない。父親がいなくても私の両親がそばにいて面倒見てくれるし、保育園も行ってるから友達もいるしリトは寂しくないねびっくり!!と勝手な代弁。
 
小2の秋頃、不安と寂しさが募り積もってか、心に溜め込んだものがあったのかチック症になった。
彼の症状は
CHECKひっきりなし、数秒ごとに白目をむく。
CHECK奇声をあげる。
注意されるとあーあーあーーって叫んだり、へんな擬音を発してた。
 
児童精神科で診察を受けました。
「あまり細かい事で怒らず、心落ち着いてゆったり過ごせるように、忙しいとは思いますがなるべくお子さんの事を見てあげてくださいね。そのうち自然と治りますからあまり気にしすぎないでいいですよ」と言われた記憶。
 
気づかないだけで大人にもチックの人がたくさんいるらしい。
色々な症状があって、爪を噛むのも喉をうぅんって鳴らすのも髪をやたら触るのも、コレもチックなの?というくらい症状は軽いものから重いものまで沢山あるそうですガーン

幸いなことに自分の楽観的な性格もあって、リトがチックと診断されたからと言って「どうしよあせ」と焦ったり神経質にはならなかった。小3から毎年海外短期留学もさせたくらいですしアセアセ
ただ、もう少ししっかり見て気持ちを汲んであげないといけないとは反省はしましたね、この時。
 
その後、私の両親にも症状の事を話し、目の事は家族の中で触れないようにしてました。
チックと診断されるまではわざとしてると思って父も「目をぐるぐるするな!」って注意したりしてたから。
学校やクラブのコーチにも一応伝え、何かあればカバーして頂けるよう頼んだ。
「目が気持ち悪い」ってしょっちゅう友達に言われていたみたいで...子供は悪気がなくても言ってしまいますからね真顔
 
リト本人も「友達が気持ち悪いって言うから目を治したいけど、勝手に目が動く」って悩んでましたが、
「気にしないで大丈夫。リトを嫌いで言ってるんじゃないよ、リトだって変わった動きした人やモノがあれば気になったり気持ち悪ぅ~って言っちゃう事もあるでしょ?そのうち自然に戻るから大丈夫」って伝えました。
 
その後、半年くらいかな?8ヶ月くらいだったかな?
リトのチックは自然と治りました。
焦っても何もできないし、目には触れず自然に接し細かい事はなるべく怒らないようにしてたらいつの間にか症状がなくなってましたニコ
 
「子育て」って大変だなぁといつも思います。
後天的に作り上げられる人の一生の性格のベースを作る責任を背負ってる。
わかってても、状況が子供に向き合いきれない時もあるし、頑張ってもなかなか子供に響かない時もある。
やり方だって何が正解かなんて良くわからない。
ただ、私の母が言っていた「手をかけるより目をかけなさい」というのは必要な事だと思う。

子供はいつだって気にして見てほしいんだもんねーぶーぶー